あかちゃんと花火。この組み合わせの絵本と聞くと、 「まだ本物の花火だって見た事ないかもしれないのに?」 なんて、ちょっと意外な気もします。 でもそんな心配はご無用。 暗い夜空に「シューッ」と何かが飛んでいって 次のページを開くと「ドーン」「パパパーン」「キラキラキラ」 きれい! 「シューッ、シューッ」ときて 「ポン、ドドドーン」大きな大きな花火が打ち上がって。 また、きれい! この繰り返しは、理屈抜きで楽しいのです。 まるで万華鏡のように次々に色と表情を変えていく花火の美しさ、 変化のある音と反復するリズム、 そして金平糖みたいに今にもつかめそうな、キラキラな光の粒。 小さな子どもたちがワクワクせずにはいられないはずですよね。 大人になっても花火を見るのがちっとも飽きない、その秘密までわかちゃったような・・・。
カズコG・ストーンさんのあかちゃん絵本シリーズの第4弾になるこの作品。 動物も食べ物もママも登場しないけど、やっぱり赤ちゃんの目を釘付けにしてしまいそう! 読んであげる方が楽しくなるのも、このシリーズの人気の秘密ですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
夜空にうかびあがる、色鮮やかな花火。 小さいの、大きいの、赤いの、黄色いの、まるいの、星形の…。 「ドーン」など様々な音といっしょにはじめる花火に、心もぱぁっと明るくなります。 色、音、形が楽しいあかちゃん絵本。
子供のお気に入りです
1歳5ヶ月の娘は、まだ本物の花火を見たことがないのですが、この絵本を読んでほしいと何度も持ってきます。シンプルな展開と、本当に花火が光っているかのような美しい絵が、お気に入りポイントだと思います。夜空にあがる花火を親子で一緒に眺めている感覚になれます。 (おもちとこあらさん 30代・ママ 女の子1歳)
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