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税込価格: ¥2,640
発行日: 2023年07月28日 ISBN: 9784320035515
224ページ
K中間子原子核の研究は、理論と実験が互いの成果に刺激を受けて飛躍的に進展している。本書では、K中間子原子核の実験的探索の流れと、これと合わせた理論研究の進展について、基礎から解説する。本書の前半では、原子核とK中間子それぞれの基本的な性質を紹介し、量子色力学に基づき、カイラル対称性の観点からK中間子の性質を議論する。さらに、散乱理論と共鳴状態の取り扱いを整理する。後半では、上述の最新の研究成果を紹介するとともに、関連する物理の進展として、状態の内部構造を定量化する指標である複合性の定式化、現代的なハイペロン散乱実験、高エネルギー衝突実験の運動量相関を用いたフェムトスコピーと呼ばれる手法などを紹介する。K中間子原子核の物理をこれから学ぼうとする学生に最適な教科書である。
分光イメージング走査型トンネル顕微鏡 / 統計力学 集団の物理の原理とその手法を理解するために / 実践計算物理学 物理を理解するためのPython活用法 / 解析力学 力学をより深く理解するために / 2次元超伝導 表面界面と原子層を舞台として / 超高温・高密度のクォーク物質 素粒子の世界の相転移現象
高圧下水素化物の室温超伝導 / ニホニウム 超重元素・超重核の物理 / 高校で物理を履修しなかった人のための力学 / 量子エンタングルメントから創発する宇宙 / 相関電子と軌道自由度
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