エッツの威力。
仕事柄、家にはたくさんの絵本があります。
また、親が好きな為、ウルトラマン系やアニメのDVDも。
そういう訳で、息子は読んでもらいたい絵本を選んでくる時、
なんとなく、パンチが強い絵のものを選ぶ傾向があるような気がします。
それもどうかな・・・と、今日はあえて私がこの絵本を選ぶ。
私の大好きなエッツの絵本。
一見、ちょっと地味な印象のものが多いのがエッツの絵本。
中でもこの「もりのなか」はモノクロの絵に茶色の装丁。
なかなかのいぶし銀的雰囲気な絵本なのです。
案の定、息子の反応は
「えぇ、これ・・・?」
でも、そんなの構わずに、
「まあ、面白いんだから聞いてなさいって。」
と、勝手に話し始めると・・・。
最初はしぶしぶ聞いていた息子、
2ページ目には、すでに身を乗り出して聞いている。
この絵に描いた様な、見事な反応の変化。
そして、ページを追うごとに夢中になって、画面に手を出してきたり、動物達を数えだしたり、
動物達の行列の順番を確認すべく、最初に戻らされたり・・・はまりまくっています。
あぁ、わかりやすい結果。
いいぞ、息子。
そして、すごいぞエッツ。
その両方に改めて感動してしまうのでした。
それにしても、エッツの描く動物は可愛いなぁ!
気がつくと、夢中で眺めている自分。
ひとのこと言えない、単純な性格です。