大江千里さんの絵本弾き語りライヴに行ってきました!
<カナガキ事務局長レポート>
こんにちは。絵本ナビ事務局長のカナガキです。
先日、お台場パナソニックセンターで行われた、大江千里さんの絵本弾き語りライヴに行ってきました。
このイベントは、大江千里さんの絵本弾き語りCD「うんとこしょどっこいしょ」をもとにしたピアノ弾き語りライヴ。
今年5月のCD発売時には、伊勢丹相模原店で開催中だった『絵本ナビの絵本の世界展』にお越しいただき、千里さんと僕でトークショー&握手会をやらせていただいたというご縁があって今回お声かけいただき、娘と妻を連れて公私混同取材(?)にでかけました。
ラジオ(JFN)とのタイアップイベントということもあり、各回200名(2回公演)の申込は募集開始直後に満員御礼になったとか。
会場のお台場パナソニックセンターは、親子連れで楽しめるパビリオンやイベントがいろいろあって、この日も大勢のお客さんで賑わっていました。
ライヴにあわせて大型絵本の読み聞かせ会も開催されていました。
ライヴ会場内は親子連れを中心に大盛況。
まずは「ぐりとぐら」の弾き語り。
ぐりとぐらの声を使い分け、ノリノリでおはなしが進みます。
千里さんと会場の掛け合いに大爆笑!
「おおきなかぶ」では会場中の大人と子どもがひとつになって、
「う~んとこしょ!! どっこいしょ!!」
CDには収められていない「そらまめくんのベッド」の弾き語りを披露。
スクリーンにそらまめくんが映し出され、軽快なピアノにのせておはなしが進んでいきます。
「おもちゃのチャチャチャ」や千里さん自身の曲も織り交ぜて、子どもも大人も大いに盛り上がったピアノライヴ。
さすが大江千里!と唸るパフォーマンス。
トークと演奏を存分に味わうことができました。
ライブ終了後、大江千里さんの楽屋にお邪魔してしばし雑談&写真をパチリ。
娘はCDに収録されている「めっきらもっきらどおんどん」の歌がお気に入り、と言うと、
千里さんはキーボードを持ってきて、マンツーマンで弾き語ってデュエットしてくれました!
サンキュー千里さん!
演者が楽しんでることがすごく伝わってくるこのCD。
「(CD)うんとこしょ どっこいしょ」(絵本ナビShop)
世代を超えて愛されている名作絵本7作品が収録されています。
1曲1曲が力作で、贅沢なCDです。
<収録されている絵本作品>
1.「ぐりとぐら」文:中川李枝子 / 絵:大村百合子
2.「おおきなかぶ」再話:A・トルストイ/ 訳:内田莉莎子 / 画:佐藤忠良
3.「はじめてのおつかい」作:筒井頼子 / 絵:林 明子
4.「うずらちゃんのかくれんぼ」作:きもと ももこ
5.「そらいろのたね」文:中川李枝子 / 絵:大村百合子
6.「めっきらもっきら どおんどん」作:長谷川摂子 / 画:降矢奈々
7.「サンタさんありがとう―ちいさなクリスマスのものがたり―」作:長尾玲子
全7曲(全ての作品の絵本発行:福音館書店)
どれもおすすめですが、一番のお気に入りは「めっきらもっきらどんどん」。
主人公かんたが歌う、あのでたらめな歌、
「♪ちーんぷーくまーんぷく あっぺらこのきんぴらこ、どーんがらぴこたこ めっきらもっきらどおんどん!」
というあの歌が、もうぴったりのメロディで登場します。
もうひとつ、「サンタさんありがとう」が秀逸。
僕はこの作品、さらっと読んだことがあったのですが、この読み語りを聴いて、
「ああ、そうだ。これ、こんないい話だったんだ」
と、絵本を探しに本棚に向かいました。
CDを聴くと、絵本が読みたくなる。
絵本を読むと、CDが聴きたくなる。
自信を持ってオススメします。★★★★★
>>>「(CD)うんとこしょ どっこいしょ」(絵本ナビShop)
>>>アニプレックス「うんとこしょ どっこいしょ」オフィシャルページ【試聴できます】
>>>大江千里オフィシャルサイト
>>>福音館書店