でんしゃにのって



発売されたばかりの新刊絵本とロングセラー絵本。どちらも自由に選ぶことができ、どちらも同時に楽しむことができるのが、絵本というジャンルの大きな魅力ですよね。中でも、30年以上読まれ続けている「ロングセラー絵本」には、世代をこえて愛される普遍的な魅力があるのでしょう。子どもの頃に読んだ絵本が、今も変わらずに人気があることに驚かされます。いったい、どんな絵本があるのでしょうか。
ここでは発売から30年以上経っている作品を「ロングセラー絵本」とし、わかりやすく年齢別にピックアップ。2歳の子ににおすすめしたいロングセラーをご紹介します。
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まあるくて、大きくて、ふわっふわのほっとけーき。おともだちと一緒に食べるほっとけーき。子どもたちはほっとけーきが大好きです。ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ……やけたかな。
…あ、きんぎょがにげた!いったいどこに逃げたのでしょう。どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい!? なんど見つけても嬉しい、小さい子に大人気のさがし絵本です。
「こんな じかんに おきてるのは だれだ?」ふくろうにみみずく、どらねこ、それともどろぼう?そうら、もうおばけの時間なのに。こわいけど、会いたくなる。登場するおばけには、不思議な魅力があるのです。
生まれたばかりの、ちっぽけなあおむしはお腹ぺこぺこ。月曜日、火曜日、水曜日、毎日たくさん食べて、すっかりふとっちょ!やがて、さなぎになった後……。鮮やかな色彩と、穴あきのしかけで大人気の絵本です。
おじいさんが植えたかぶ。とてもひとりでは抜くことができません。おばあさんを呼んできて、一緒にひっぱります。「うんとこしょ どっこいしょ」ところが、かぶは抜けません。ロシアの昔話が絵本になり、子どもたちを楽しませてくれています。
ぞうくんがさんぽに出かけると、かばくんに出会います。「おや、ぞうくん。どこいくの」「さんぽだよ。いっしょに いこう」するとかばくんは、こんなことを言うのです。「せなかに のせてくれるなら いっても いいよ」
しろぶたくんが見つけたのは、美味しそうなきれいなりんご。「いただきまーす」
ペロリと食べ終わったしろぶたくんのおなかには、きれいな赤い色! 今度はレモンをペロリ。するとおなかには……?
空からやってきたサンタクロース。これから、みんなの家の窓から贈り物を配るみたい。ところがこのサンタさん、なんだかちょっと慌てもので大ざっぱ!? 仕掛けも楽しいゆかいなクリスマス絵本。