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(1) 特集1・・・ 「新しい絵本のスタイルの追求を」BL出版の作品の世界
絵本好きな大人の方にもファンの多いBL出版さん。確かなデッサン力や深い表現力により創作された世代を超えて楽しめる作品から、
ユニークな絵本、じっくりと読ませてくれるお話までどの絵本もとても個性的です。
どんな出版社さんなのでしょう?興味を惹かれますね。
◆BL出版のBLとは・・・?
その成り立ちについて、簡単にわかりやすくコメントをいただきました!
「BL出版(旧社名:ブックローン出版)は、ブックローン株式会社の販売する商品「チャイクロ」などを企画制作する部門として、1974年に独立いたしました。今年で36年になります。
1980年からスタートした書店向け絵本では、ガブリエル・バンサン、デイヴィッド・ウィズナー、ロジャー・デュボアザンの作品をはじめ世界の秀作絵本を紹介してきました。また、日本の作家の個性あふれるオリジナル作品を出版、読者に子ども、大人を問わない新しい絵本のスタイルを追求しています。
今日までの絵本制作にあたっては、特にベルギーの絵本作家、ガブリエル・バンサンとの出会いの中で生まれた、オリジナル絵本『ナビル ある少年の物語』『ヴァイオリニスト』を出版できたことが印象に残っています。
BL出版のBLはFor the Best Libraryです。このコンセプトのもと、今後も読者の心に響く絵本を出版していきたいと思っています。」
BL出版の作品一覧をご覧になる方はこちらからどうぞ >>>
◆BL出版のおすすめ、話題の絵本をピックアップ!
個人的にご紹介したい作品はたくさんありますが、全てというのはとても無理なので・・・
今おすすめしたい話題の作者、絵本をBL出版さんにピックアップしていただきました!
その魅力についてのコメントとともにご紹介しています。
まずは、亡くなってから今年で30年を迎えるというこの作者の作品から。どれもお部屋に飾りたくなるほどお洒落です。
★子どもから大人まで心うばわれるポップな色彩!ロジャー・デュボアザン作品の魅力について
鮮やかな色彩が魅力の、絵本作家ロジャー・デュボアザン。彼が亡くなって今年で30年を迎えました。
自然や動物をこよなく愛したデュボアザンは、よく実在の動物や人をモデルに絵本をつくっていたのだそう。昨年よりBL出版から復刊している、人気シリーズ「ごきげんなライオン」がそのひとつ。フランスのサーカスから逃げ出したライオンの実話が元に誕生しました。また『マリーのお人形』は、お人形遊びが好きだった孫のアンがモデルに。日本語版でも原書と同じように人形用のミニ絵本をつけ、作者の子どもに対する愛情を感じられるようにしました。なにげない日常や自然のできごとをすくいとり、美しい色彩やデザインで表現しているからこそ、今でも世界中で愛されつづけているんでしょうね。ぜひ、この機会に読んでみてください。

どこかまのぬけた、愛すべきライオンくんが活躍する「ごきげんなライオン」シリーズ。
嬉しい復刊の最新作である今作の表紙では、何とライオンくん、気球に乗っています!
どうしてこんなところにいるのでしょう・・・それはもう色々なハプニングが起こるのです。
ことの発端は、ごきげんなライオンくんとなかよしのフランソワくんが海に行くことに決めたことから。
「ぼくのライオンくんのことは、だれだって知ってるもの、どうぶつえんのそとで見かけたって
きっと だれも おどろいたりしないさ」と出発する二人なのですが。
主人公の二人の、こののん気な雰囲気と、まわりの大人たちの慌てぶりのギャップが最高!
ユニークで愛らしい翻訳文で親子ともども楽しめる一冊、1967年の復刊です。
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「ごきげんなライオン」
シリーズ第1弾は福音館書店より
出ています。
おりの戸があいていたので街へ
散歩に出かけたライオンくん。
ところが・・・
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「ごきげんなライオン アフリカでびっくり」
動物園にすむごきげんなライオンくんが
サーカスのフラボー団長に盗まれてしまい
ました。でも、ライオンくんはこっそり抜け出して・・・。
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「ごきげんなライオン しっぽがふたつ」
ため息をついてばかりのライオンくん。美しいメスライオンに出会い、
恋にがんばるライオンくんのお話です。
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「ごきげんなライオン ともだちさがしに」
仲良しのフランソワくんが遠くの中学校に行ってしまって元気のないライオンくん。
「たずねて行けばいいんだ」とこっそり動物園を抜け出すライオンくんですが・・・。
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その美しい色彩と洗練された豊かな表現方法、そして優しさにあふれたデュボアザンの世界をお楽しみください。
その他ロジャー・デュボアザンの作品一覧はこちら
>>>
『MOE 2010年10月号』の中でデュボアザンの作品と生涯について特集されています >>>
★日本でもそのキャラクターが大人気!「スージー・ズー」シリーズの魅力について
あかちゃんあひるのウィッツィーがぬいぐるみのお友達と無邪気にあそんだりおひるねをしたり・・・
そんなスージー・ズーの魅力は、なんと言っても絵にあります。
『あひるのウィッツィー』『ウィッツィーとブーフ』では水彩絵の具を使い、ふわふわのウィッツィーや、ぬいぐるみたちのやわらかな質感を描いています。一方『いつまでもともだち』やそのほかの作品はマーカーを使って、ウィッツィーやブーフたちのしぐさや表情をより愛らしく表現しています。シリーズすべてに共通していえる明るい色彩は、作者の住んでいるカリフォルニアの空気を感じさせてくれます。
アメリカでは35年以上前からポストカードなどを中心に知られてきたスージー・ズーシリーズ。長い時間を経てきたどことなくクラシカルなイラストが、ママ世代だけでなくおばあちゃん世代にまで抵抗なく受けいれられているのもこの人気の秘密のひとつといえます。
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「あひるのウィッツィー」
きょうもぽかぽかいいおてんき。あひるのウィッツィーは、ぬいぐるみたちとおひるねの時間です。
でも、ちっともねむたくありません。ちょうどそのとき何かがピョンピョーンととんできて・・・。
ふわふわで、よちよち歩きの、赤ちゃんあひるウィッツィーの可愛いこと!!
日本ではキャラクターグッズが大人気ですが、この絵本の世界の愛らしさもたまりません。 |
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「ウィッツィーとブーフ」
バッタをおいかけて池にとびこんだあひるのウィッツィー。ブーフもあとをおいますが・・・。
ブーフはウイッツィーのお気に入りのテディベア。赤いハートがトレードマークです。
ウィッツィーとブーフの愛くるしいしぐさは、どちらがぬいぐるみかわからなくなる位(!?)。
透明感のある水彩で描かれた、美しいイラストレーションが魅力です。 |
BL出版さんのHPではラフスケッチも公開中です! >>>
・小さなサイズのおはなし絵本
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「ブーフはどこ?」
みんなであそんでいると、
あれあれ?ブーフの姿が
見えません。みんなで
探しに行きますが・・・。
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「いつまでもともだち」
たんぽぽの綿毛が見つからなくて、
がっかりしているウイッツィー。
そこでみんなでみつけて
あげることにしました。 |
・ボードブック版も新登場!
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「もうすぐハロウィーン」
ハロウィーンが近づいています。ララはかぼちゃを探しているのですが、どれも虫に食われていて・・・。
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「あきを あつめたよ!」
ウイッツィーたちは、はらはらと木から落ちてくる枯葉を楽しそうに集めています。
うさぎのララに呼ばれて行ってみると
そこにはたくさんのリンゴが! |
※更に10月下旬にはクリスマスプレゼントにぴったりな内容の新刊も発売予定!お楽しみに・・・。
★おすすめの創作絵本は・・・絵本ナビでも評価の高いこの作品!
創作絵本のおすすめは、人気の長谷川義史さんの作品の中でも特にレビューがたくさん寄せられているこの2作品!
そのレビューからのピックアップも一緒にご紹介します。
今や大人気の絵本作家、長谷川義史さん。その長谷川さんの記念すべき絵本第1作がこの絵本です。「おじいちゃんのおとうさんはどんなひと?」という素朴な疑問から物語ははじまって…。命はつねに誰かから誰かにつながっている、そんな命のリレーを描いたこの作品には、「生まれてきただけですごいこと」という長谷川さんの思いがこめられています。
読み聞かせでも大人気作品なんですよね。その理由は・・・?

幼稚園でも先生が読んでくれたそうで、そのときは「ひいひいひいひい…」のところはみんなで読んだんだそうです。
読んでいて酸欠になりそうです、笑。
でも、まじめに考えると気になるなぁ〜って思いました。
息子も気に入り何度も読んでとせがまれ、いつもひいひい…の所で爆笑します。
(悠花さん 30代・ママ 男4歳、女2歳)
更に評価も人気もダントツなのがこちらの作品!
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「おへそのあな」
作・絵: 長谷川 義史
赤ちゃんは、お母さんのおなかのなか。
おへその穴から見えるのは、お兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さん。
みんな、赤ちゃんが生まれてくるのを待っています! |
この作品も、「命」がテーマ。赤ちゃんが生まれてくるのを、お父さんもお母さんもお姉ちゃんもお兄ちゃんも、みんな楽しみに待っています。そして赤ちゃんも、おなかのなかでみんなに会えるのを待っているんですね。お子さんに、あなたはこんなふうに望まれ、祝福されて生まれてきたんだよ、とぜひ伝えてあげてください。
パパからの感動の声も!

あかちゃんの生誕に対する気持ちの高揚を、こんなに上手く描いた作品に御目にかかったことはありません。
我が身を振り返り、あの感動が蘇ってきた思いで一杯になりました。
最後の2頁は、とても涙なしには読めません。
(ジュンイチさん 40代・パパ・東京都世田谷区 男12歳、男6歳)
次におすすめする作家さんは、絵本ナビでもデビュー作品から大きな話題となったひがしちからさん。
こちらの2作品も既に人気作品となっています。その独特な世界観と透明感のある絵は大注目!
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「ぼくのかえりみち」
作・絵:
ひがし ちから
ある日の放課後、そらくんは道にかかれた白線の上をたどって家に帰ることにしました。
落ちないように、ゆっくりゆっくり、そろーりそろり…。
まぶしいくらいの青い空に、あざやかな緑の田舎道。
そんななかで、そらくんの頭の中には さまざまな想像が広がります。 |
主人公のそらくんのように、道路にかかれた白線をたどったことってありますよね。作者のひがしさんは、幼稚園で絵画や造形のワークショップもされています。子どもの興味や想像力を見事にとらえたこの絵本は、そんなひがしさんならではの作品。「この本を読んでから子どもがいつも線の上を歩くので困ります」という、うれしい声もあったそうです。

自分だって子供の頃は、こうゆうことしてたなぁ。
でもすっかり忘れてしまっていて、息子が横断歩道を渡るときいつもきまって白い線の上だけをぴょんぴょんと飛び跳ねて渡るのを見て、
『もうどうしてまわりに注意しながら普通に歩けないんだろう…』なんて思っちゃってました。ちょっと反省。
いやぁ、すごい!!と思います。
こうゆう大人が忘れてしまっている感覚、昨日のことのように生き生きと思い出させてくれるこの本。
もちろん息子も共感しまくりのこの本、すごく引きつけられたようで、集中して聞き入ってました。
(まりちゃる★さん 30代・ママ・東京都八王子市 男7歳)
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「いま、なんさい?」
作・絵:
ひがし ちから
きょうは、ゆきちゃんの5さいのたんじょうびです。
「わたしは いま なんさい でしょうか?」
ゆきちゃんは、みんなにきいてみることにしました。
でも、みんなのこたえは……。 |
なんというインパクトのある楽しい表紙でしょうか。この絵本は、ひがしさんがはじめて「ことば遊び」に挑戦した絵本です。
「わたしは、いま なんさいでしょうか?」というゆきちゃんの質問に、いろんな「さい」が飛び出します。
みなさんも、お子さんとおもしろい「さい」をつくって遊んでみてください。

6歳の息子に読んであげたのですが、期待通りの大爆笑!!!
『いま、なんさい?』で表紙の絵を見たらストーリーは大体想像出来ると思うのですが、イラストの可愛らしさで面白さ倍増!
読み終わった後は私の手から奪い、自分で何度も何度もページをめくりゲラゲラ笑ってました。
こんなに面白いのに絵本ナビでの感想が少ないのはナゼ?
おはなし会で盛り上がるのはもちろん、親子で読んでいてもウケる事間違いなしだと思うので、笑える絵本が大好きな子供たちに自信を持ってオススメします。
(キョッチさん 40代・ママ・神奈川県川崎市 男6歳)
(2) 特集2・・・ 直筆サイン本の販売です!
今回の特集でピックアップした作品の中から、大人気の2作品。
長谷川義史さんとひがしちからさんの直筆サイン本を用意してくださいました!
数量限定商品となっています。この機会をお見逃しなく・・・。
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【長谷川義史さん サイン本】 おへそのあな
数量限定 30冊 |
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【ひがしちからさん サイン本】 ぼくのかえりみち
数量限定 30冊 |
(3) 絵本クイズ・・・クイズに答えてポイントゲット!!
前回は、いわむらかずおさん「14ひきのシリーズ」の中の『14ひきのかぼちゃ』からの出題でした。
おじいちゃんがかぼちゃの種のことをさして言った言葉とは・・・
・・・Cの「いのちのつぶだよ」、でした。
さぁ、今週の問題です。
今週は、BL出版さんの大人気シリーズより『ぞうのエルマー』から出題します。
正解者の中から抽選で
1名様に絵本ナビポイント500ポイントプレゼント
20名様に絵本ナビポイント50ポイントプレゼント
しちゃいます!!
【問題】 (難易度★★☆☆☆
)
きいろに オレンジ、あかに ピンク、あおくて みどりで むらさきいろ・・・。体中あふれるばかりの色でいっぱいの
ぞうのエルマーはジャングルの人気者!
でも、エルマーは悩んでいました。いったいどうして?
前回のクイズのポイント獲得当選者はこちらの方々です。
☆1等(1名様)☆ 500ポイント進呈
「ふくまろ」さん
☆2等(20名様)☆ 50ポイント進呈
「うっちっちー」さん、「きえ」さん、「クッキーでーす!」さん、「けいぼん」さん、
「ごぐまちゃん」さん、「こっこっこ」さん、「しろくまちゃんのママ」さん、「たむーしゃ」さん、
「たらぽん」さん、「どくだみ茶」さん、「ネコうさぎ猫」さん、「ねこのバロン」さん、
「ぱ〜ぷる」さん、「ホットママ」さん、「ま坪栗」さん、「みかぞう♪」さん、
「みゃんみゃ」さん、「めいうたママ」さん、「ももんまま」さん、「新幹線が好きー!!」さん
また次回もお楽しみに!
(4) 編集後記
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