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作・絵: 斉藤 多加子  出版社: PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
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らずもねさん 30代・ママ

なっちゃうなっちゃう
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あまりおすすめしない 勇気の定義が難しい  掲載日:2012/5/11
ゆうかんな ゆうきちゃん
ゆうかんな ゆうきちゃん 作・絵: アニタ・ジェラーム
訳: おがわ ひとみ

出版社: 評論社
この絵を見て、ピンと来た方も多いはず。
そう、「どんなに きみがすきか あててごらん」の絵を描いたアニタ・ジェームスの作品です。

主人公のねずみのゆうきちゃんは、みんなが怖がって出来ないことが出来るという設定。
塀の上を歩くとか、虫を食べれるとか、これって勇気?と思えるようなシーンが続きます。
そこで、みんなが本当の勇気を試そうとしたのが、ネコの首輪の鈴を取ってくるというもの。
それこそ、これって、勇気どころか命がけの行為。

結末は良いものの、思い起こせば小学校の時に自分もこんなことで、友達と遊んでいたことがあります。
1つ間違えば、大惨事に繋がるもので、何処の国でも同じなのかと思いつつも注意しておきたいお話です。

話の盛り上がりも欠けているので、内容とともにあまりオススメできるものではない気がしました。
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ふつうだと思う 「かいじゅうたちのいるところ」の副読本?  掲載日:2012/4/10
7ひきの いたずらかいじゅう
7ひきの いたずらかいじゅう 作・絵: モーリス・センダック
訳: 中川 健蔵

出版社: 好学社
12cm×23cmという超変形で、かつ、6ページしかないという、変わった作品です。
「かいじゅうたちのいるところ」に登場する怪獣を、そのまま説明したみたいな感じの作品で、その意図するところが分かりません。
センダックの作品は、その背景を理解していないとならないものもあり、これは何なのか?是非、聞いて見たくなる、そんな作品です。
正直、コメントし辛いです。
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なかなかよいと思う 魅力的なキャラ  掲載日:2012/3/5
がちょうのエレノア
がちょうのエレノア 文: ピエール・コラン
絵: マリー・ジョゼ・サクレ
訳: 木本 栄

出版社: ひくまの出版
ベルギーの2001年の作品。
表紙を開くと、魅力的なキャラの動物が沢山いたので読んでみました。
残念ながら、そこにいたキャラは、このシリーズの主人公のようで登場せず。
調べたら、
「ねこのティンカ」
「かめのルドミラ」
「うさぎのテオ」
「ねずみのマーリック」
「いぬのハンニバル」
と、それぞれがメインキャラでした。

このお話は、主人公のがちょうのエレノアが、いつも歌うので、うるさくてあまり好かれていない場面で
始まります。
確かに、いつも「ぐわーっ、ぐわぐわ、ぐわー!」って歌われたらたまらないかも。

そんなある日、夜中にキツネが襲いにやってきたのに気づいて、エレノアはみんなに歌で知らせるのです。
危険を救ったエレノアに、みんなで感謝して大合唱で終わるというシンプルなストーリーなのですが、
ベルギーの作品らしさのある絵が良いです。
縁取りが太くて、はっきりした色合いで描かれた動物は、キャラクターとしても魅力的。
小さいお子さんでも大丈夫だと思います。

ただ、残念なのは、このシリーズの他のキャラが全く登場しないこと。
どのキャラも魅力的なので、少し連携があるともっと楽しめる気がしました。
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ふつうだと思う ストーリーが今一歩  掲載日:2012/3/5
ねずみのマーリック
ねずみのマーリック 文: ピエール・コラン
絵: マリージョゼサクレ
訳: 木本 栄

出版社: ひくまの出版
ベルギーの2002年の作品。
表紙を開くと、魅力的なキャラの動物が沢山いたので読んでみました。
残念ながら、そこにいたキャラは、このシリーズの主人公のようで登場せず。
調べたら、
「がちょうのエレノア」
「かめのルドミラ」
「うさぎのテオ」
「ねこのティンカ」
「いぬのハンニバル」
と、それぞれがメインキャラでした。

このお話は、主人公のねずみのマーリックが、家主の人間が留守の間に家の中を冒険するシーンで始まります。
冒険と言っても、悪戯の類いで、ネコはいい迷惑です。
夜になったらなったで、本をかじったりクッキー・ケーキを食べ放題。
結局、悪者はネコになってしまうのですが、読んでいてあまり楽しいものではありません。
単にねずみの悪戯が、ねこの仕業と思われておしまいなのですから。

キャラクター自体は良いので、もっとストーリーに楽しさがあれば言うことないのですが、肩透かしを
食ったようなお話でした。
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自信を持っておすすめしたい 東日本大震災の直前の日本が俯瞰できる作品  掲載日:2012/3/5
新幹線のたび 〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜
新幹線のたび 〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜 作・絵: コマヤスカン
出版社: 講談社
2011年3月20日初版の絵本。
この日に大きな意味があります。
なぜなら東日本大震災が起きたのが、3月11日だからです。

物語は、青森に住む主人公のはるかが、春休みにパパと一緒に鹿児島に住む祖父・祖母を訪ねる設定です。
その交通手段が新幹線。
はやぶさ、のぞみ、さくらを乗り継いで行くというものですが、鉄道マニアでもなければ、本来は、飛行機でしょうが、その設定が絵本ならではの素晴らしいところです。

この絵本は、その道すがらを大きく俯瞰して描いています。
かなりデフォルメされた日本なのですが、日本が如何に平地が少ない国なのか、改めて知ることになりました。
そして、その土地の町並みとか、建物、旧跡なども、実に分かり易く描かれています。
日本地図の学習も、こんな風だったらきっと、好きになるに違いないと思える位の出来栄えだと思います。

しかし、この絵本が貴重なのは、東日本大震災直前の日本を描いているということに尽きると思います。
岩手から宮城に続くリアス式海岸、日本三景の松島、相馬市、いわき市等、その姿は、津波によって変貌してしまっており、そのことを想うと真摯な気持ちにならざるを得ません。

勿論、作品としても1級品ですが、それ以上に東日本大震災の直前の日本を見ることができる作品として、多くの方に見て欲しいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 生を受けた喜びを認識できる作品  掲載日:2012/3/5
いちりんの花
いちりんの花 作: 平山弥生
絵: 平山美知子

出版社: 講談社
2012年1月の初版。
文、平山弥生さん、絵、平山美知子さんという親子による作品。
平山の姓から、もしやと紹介欄を見ると、やはり、あの平山 郁夫さんの奥様と娘さんでした。
平山郁夫さんと言えば、現代日本画壇の最高峰に位置する画家であり、弥が上にも期待は高まります。
その奥様である平山弥生さんの経歴が凄いです。
何と、東京藝術大学を首席で卒業。
将来を嘱望されたものの、結婚後、夫を支えることに徹したとのこと。
それが、郁夫さんの遺言によって、活動を始めたというのですから、人に歴史ありといったところです。

物語は、太古の地球の歴史からを、簡易な表現で綴ったもの。
神さまの素敵な贈り物が、いちりんの花。
その花の誕生以来、人間が生まれ出でて、繁栄するのですが、悲しいことが起こったとあります。
絵からすると、原爆のキノコ雲。
人々が争うようになり、沢山の人が亡くなり、花も草も木も焼かれ、動物のいなくなってしまうのですが、
それでも、お日様は私たちを照らしてくれますと結んでいます。
そして、そこには、象徴的ないちりんの花が咲くのです。

とても穏やかな気持ちにさせられる作品です。
そう、いつでも、お日様は私たちを照らしてくれるし、周りには、花が咲き、小鳥は歌をうたい、犬や猫がいて、1日が始まるという、当たり前のことに感謝して生きないとならないのです。
生を受けたことの意味を考えて、決して奢ることなく、過ごしていきたいものだと改めて思いました。

最後の一文を引用します。

「ページを開いたみなさんへ
平山 弥生

宇宙からの旅人なのでしょうか?
それとも
神さまからのおくりものなのでしょうか?
すべては
いちりんの花から始まりました
この本のページを開いたみなさんへ
どうか心に咲いている
みなさまそれぞれの花を
いつまでも いつまでもたいせつに
育ててあげてください
いつまでも・・…いつまでも・・…」

心の琴線に触れる文章だと思いました。
多くの方に読んで欲しい作品です。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい 人の尊厳を考える作品  掲載日:2012/3/5
つぼつくりのデイヴ
つぼつくりのデイヴ 文: レイバン・キャリック・ヒル
絵: ブライアン・コリアー
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
2010年のコールデコット賞オナー賞受賞作品。
ブライアン・コリアーは、2002年に「キング牧師の力づよいことば」、2006年に「ローザ」でもコールデコット賞オナー賞を受賞しています。
原題は、Dave the Potter: Artist Poet Slave

物語は、今から200年位前、アメリカ、サウス・キャロライナ州にいた奴隷の陶工であるデイヴを描いたもの。
彼は、陶工であるとともに、詩人だったようです。
その壺に刻まれた詩が、心に響きます。
「わたしの家族はどこなのか?
すべての人―そして国に、友情を
―1857年8月16日」
「十字架を背負ってこのつぼをつくったのは私
悔い改めない者は滅びるだろう=」

奴隷であるのに、文字が書けるというのは、至極稀なはずであって、しかも、こんな風に壺に刻むという行為は、極めて危険な行為であったに違いありません。
おそらく、その豊かな才能のお陰で、少しばかりの自由を手に入れていたのでしょう。
そんなことに想いを馳せるとき、その奴隷の歴史を考えずにいられなくなります。
丹念に壺を作る工程を描いているのですが、その所々に鎖や足かせ、畑で綿を摘む奴隷達が描かれており、
デイブがかなり特別な奴隷であったことを示しています。
ブライアン・コリアーの骨太の絵は、まさに、黒人の歴史を描くのに最適なもの。
シリ−ズと言うわけではありませんが、ブライアン・コリアーの作品を読むことは、奴隷制度を考え、人の
尊厳とは何かということを考えるきっかけになると想います。
小学校高学年位が対象の作品です。
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なかなかよいと思う 渡り鳥の合唱団の正装がGood  掲載日:2012/3/5
くすのきだんちのコンサート
くすのきだんちのコンサート 著: 武鹿 悦子
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひかりのくに
くすのきだんちシリーズの第4弾。
このシリーズが良いのは、その舞台設定。
大きなくすのきが10階建ての団地となっているのですが、子供の頃、秘密基地に憧れ、木に住めたら良いなと想像をしたことがあります。
そんな子供の夢を満たしてくれる設定が◎です。

物語は、嵐の日に渡り鳥の合唱団が嵐を避けてやってくるシーンで始まります。
住人達は暖かく向かい入れるのですが、そのほのぼのとしたやり取りは心に響くものでしょう。

今回何より良いのは、渡り鳥の合唱団の姿形。
とくに、男女が正装した姿は、余りに似合っているので笑ってしまいました。
絵は、お子さんのお好みのテイストで、程よくデフォルメされており、安心して読み聞かせ出来る作品です。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 楽しいストーリー展開  掲載日:2012/3/5
ワニくんのいえ
ワニくんのいえ 作・絵: みやざき ひろかず
出版社: BL出版
初めて読んだのですが、「ワニくん」シリーズは、10冊を超える人気シリーズとなっているようです。
作者の宮崎博和さんは、1984年に第1回ニッサン童話と絵本グランプリ絵本大賞受賞を契機に絵本作家となったとのこと。

物語は、
「いつのまにか すっかり くたびれた ぼくの いえ」
という書き出しで始まります。
それから、ワニくんの家探しが始まるのですが、いわく付きの物件ばかり。
迷路の家とか、山の頂上の家、崖下の家など、その発想が最高です。
最後に見つけた家が、何処となく懐かしいというのが、とてもホッとする展開で、なかなか良く出来た
物語だと思います。

絵自体、淡いパステルカラーが基調なのですが、他に類を見ないもの。
白の背景と良く調和していて、親しみ易い絵調だと思います。
シリーズの他の作品も読んでみたくなりました。
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なかなかよいと思う リアルすぎる絵が衝撃  掲載日:2012/3/5
エロイーサと虫たち
エロイーサと虫たち 作: ハイロ・ブイトラゴ
絵: ラファエル・ジョクテング
訳: 宇野 和美

出版社: さ・え・ら書房
2009年南米コロンビアの作品。
物語は、
故郷から遠く離れたこの町に
ある日 わたしたちは 辿り付きました」
という書き出しで始まります。
どうも、パパと私で引越ししてきたようなのですが、何と、周りにいるのは等身大の昆虫のみ。
人がみんな昆虫に見えるという設定なのですが、その絵がリアル過ぎて、ある意味衝撃を受けました。
昆虫好きなら未だしも、好きでなければ、とても直視出来ない作品かもしれません。
時間の経過とともに、わたしは、周りの昆虫達とも仲良くなっていくのですが、最後まで、昆虫は昆虫のまま。
絵本の世界の常道で考えれば、最後は、昆虫が人間に変身しそうなものなのですが、徹底しています。
一読しただけでは、中々理解が進まなず、グロテスクな作品と評価しかけたのですが、その背景を知ると、
また、衝撃を受けました。

この作品は、単なる引越ししたわたしの寂しい気持ちとか孤独感を描いた作品ではなく、難民として辿り付いたことがテーマとなっていたのです。
難民の現状を伝える作品として、国連難民高等弁務官事務所の支援を受けて、ラテンアメリカ各地で配布されているとのこと。
だからこそ、これだけ重々しい印象が拭えなかったのだと、納得できました。

わたしの心理を描写しているのですが、それは、単一民族である日本では到底想像だに出来ないことなのでしょう。
あまりに深刻すぎるので、ためらう向きもあるかも知れませんが、その手法は絵本ならではのものであって、素晴らしい出来栄えと言えると思います。
快作と言うに相応しい作品として、オススメします。
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