絵を楽しみながら、いろんな想像を楽しむ大人テイストの絵本です。
主役は庭に咲く1輪のバラの花でしょうか。
その中で眠るハチでしょうか。
そんなバラとハチが、次々に加わってくる花に押されて次第に小さくなっていきます。
右ページに絵を、左ページに加わっていく花の紹介と解説を加えて、どんどん描き加えられていく花たちです。
紹介されないハチドリや虫たちの見えかくれが、頭の中を撹拌していきます。
バラもハチも絵の隅に追いやられていきます。
野ネズミの登場と、それを狙ったネコの登場で、絵は大混乱になりました。
そこがアーノルド・ローベルさんの狙いかも知れません。
ちゃんとハチの存在感とバラで幕を閉じるお遊び絵本でした。
何が起こったのか、振り返ってみるといろんなストーリーがありそうです。
でも、妙に頭のスッキリする絵本でもありました。