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トラといっしょに

トラといっしょに(徳間書店)

美しいイラストで描いた心に残る絵本

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しばわんこの和の行事えほん

しばわんこの和の行事えほん(白泉社)

お正月、節分、夏祭り...季節に縁のある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事をご紹介。

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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

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自信を持っておすすめしたい 温かいお祝  投稿日:2022/06/12
あおいめのめりーちゃん おかいもの
あおいめのめりーちゃん おかいもの 作: かこ さとし
出版社: 偕成社
めりーちゃんが、お母さんと一緒に買いものに出かける話。
何を買って、何をするかは、最後のお楽しみ。

2014年刊行。前作は1972年「あおいめ くろいめ ちゃいろのめ」。42年ぶりに続編を作った筆者は、後書きに、前作の時の状況と今回の違いを述べている。42年もたって、いろんな持病ができたり、「特に視野欠損」との闘いもあり、時間も手間もかかったのに、納得できる出来栄えにはならなかった…という。作者の努力もすごいが、長年たってから「続編が書ける」という珍しい機会を得たことなども素晴らしい。
いろんな人の思いや働きがあって、1冊の本が出来上がっているのだと実感。

わかりやすいお話で、最後はハッピーエンドでほっこりする。
特に事件も起こらず、ハラハラドキドキもしない世界だが、実はこのような平和で温かい家庭環境が守られていること自体が奇跡だと私は思う。ことに最近は「毒親」「親ガチャ」など、家庭崩壊や親族関係の悪化・陰惨な事件が多く報道されているし、「結婚離れ」も進んでいるとか。
家庭を持てば幸せになるというのが幻想にすぎないと、自分たちの両親や周囲の大人たちを見て、あるいは自分の仕事や生活・収入などの現実をみて、家庭を作らないと決める人も増えているという。

そんな最近の風潮とは全然違う70年代の作品。
それが今も読まれているのは、時代や人の考え方が変わっても、幸せを求める気持ちは変わらないからだと思った。
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自信を持っておすすめしたい カラフルな国  投稿日:2022/06/12
体験取材! 世界の国ぐに(3) メキシコ
体験取材! 世界の国ぐに(3) メキシコ 文・写真: 吉田忠正
監修: 高山 智博

出版社: ポプラ社
メキシコのいろんなことを写真や現地に住んでいる学生の作文などで見る学習絵本。歴史、気候、動植物、人々の暮らし(都会、地方、学校など)、産業、食事、行事、宗教、民族の文化など。

古代遺跡やアボガドなどでお馴染みの国。派手な衣装の民族舞踊や、マリアッチ楽団など陽気な印象が強かったが、町は毎日清掃車がゴミを集めに来たり、学生たちは身だしなみを整えて熱心に勉強したりという場面も多かった。
サッカー強豪国であるため、小さい子ども〜プロ選手まで段階に応じてチームに所属して、練習している様子が特に印象的。真剣に練習してプロを目指すのは、憧れだけではなく、収入もよいから。ボール一つでみんなが参加できるサッカーは、子どもたちも大人も夢中になって楽しめる。

スポーツはみんなで楽しむ文化があるのか、学校の運動会も家族が参加できる競技もあったりする。綱引きに大人も参加する様子が、昔自分が通っていた小学校の運動会と同じ風景だったので笑った。オヤジの綱引きは大いに盛り上がるのだ。

何かと面白いメキシコ。この本では紹介されていなかったこともきっとたくさんあって、どれも興味深いのだろうと思う。
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自信を持っておすすめしたい 漱石と現代飼い猫の夢の競演  投稿日:2022/06/11
かなしきデブ猫ちゃん
かなしきデブ猫ちゃん 文: 早見 和真
絵: かのう かりん

出版社: 愛媛新聞社
捨て猫カフェから卒業し、一般家庭で暮らしたデブ猫のマル氏が、新入り猫とのトラブルの果てに家出。各地を旅しながら、夏目漱石ゆかりの場所を訪れ、大冒険するお話。

筆者は静岡県から愛媛県に家族で移住をした後、小説家として町に関わる方法を模索しているなか、家で飼っていた猫をみてこの作品のアイデアを思い付いた、という。(あとがきより)

愛媛県には漱石ゆかりの地もあり、いろいろと素敵な場所もたくさんある。マル氏と不思議な旅をしながら、読者は愛媛県の有名な場所や名物などを自然と教えられていく。
地元愛に満ち溢れた作品。

ごろごろしてどんどん太って、家の外には出たことがないデブ猫が、冒険をしながらどんどん成長していく物語。現代人の多くの人が共感できるような気がする。
ここから出て、外の世界を味わって、いろんなことを知ったり体験したい欲求が湧いてくる。しっかりした物語と、横に長い迫力のある画面。ゆっくり自宅で楽しみたい作品。
形は絵本だが、結構文章が多い「小説」。続編あり。
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自信を持っておすすめしたい 私の知らない三匹のこぶた  投稿日:2022/06/11
三びきのこぶた
三びきのこぶた 作: (イギリス昔話)
絵: 山田 三郎
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
イギリス民話より。
母子家庭で貧困のために子どもを育てきれなくなった母親ブタが、思い切って子どもたちを旅に出す。長男はわらで家を建て、次男は木の枝で家を建て、三男はレンガで家を建てるが…。

リアルな話である。私が子どものころに聞いた話とだいぶ違っていた。詳しくは本書を読んで、確かめて欲しい。

まず絵が素晴らしい。非常にリアルな描写で、生き生きしている。登場人物はもちろん、衣装や小物、風景や建物などがしっかりしていて、現実味がある。
お話も意外な展開になる。三男とおおかみとの知恵比べはスリルがあった。長男と次男は残念だったが、三男は運もよく、知恵もあり、人生を切り開いていく力もあった。
三男がレンガの家を建てることにしたのは、実は偶然だった。私の知っている話では、自分で考え付いたことだという設定になっていたが、この本では三人とも家の材料の決め手は偶然だった。
運が人生をおおきく左右するすごい事例だ。ただ、運がよくてもその後に次々と起きる困難を切り抜けていくのは、知恵だった。

印象深い話。
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自信を持っておすすめしたい どうして?  投稿日:2022/06/08
せかいいちうつくしいぼくの村
せかいいちうつくしいぼくの村 作: 小林 豊
出版社: ポプラ社
アフガニスタンのある村で暮らす親子。スモモやサクランボを収穫し、市場に売りに行く。兄は戦争に取られ不在。無事に兄が帰って来ることを願いながら、親子は今日も暮らしていく。

1995年刊行。作者はアフガニスタンでいろんなものを見た。
その時の思いを絵本に込めた、と巻末の筆者のことばからわかる。
素朴で実直な人々の生活。昔から続いていたし、これからも同じような生活が続くだろうと思っていた。日常が戦争で、一瞬にして破壊されてしまう。破壊、というよりも、消滅、という感じであった。
どうしてこのようなことになるのだろうか。

戦争では、戦争に関係ない人が一番大変な目に遭う。
普通の暮らしを望む人がどんどん死んでいく。
どうして戦争をしようと思うのか。この絵本を見て、考えさせられる。
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自信を持っておすすめしたい わざわざ眠れなくなるようにしちゃうの  投稿日:2022/06/07
はやくねてよ
はやくねてよ 作・絵: あきやま ただし
出版社: 岩崎書店
今夜はなぜか眠れない少年が、眠るためにいろいろな取り組みをする絵本。

1994年刊行。子どもの不眠を扱った、珍しい作品。
突然眠れなくなることや、夜中の変な時間に目が覚めて、眠れなくなることがあるので、非常に親近感を感じた。
それにしても、眠るために定番の「羊を数える」の応用で、よりによって眠りには全く逆効果と思われるものばかり選んでしまうのが、おかしい。あえて挑戦をしているようにも見える。

私は持病があるので、一時期、漢方薬を処方する先生とご縁があったが、その時に
「冷えが原因の病気の人は、冷えるようなことを好み、冷えるような飲食をしている。冷えるような習慣ができている」
というお話を聞いた。この絵本の少年は、眠れない(病気ではないと思うけど)のに、眠れないものを無意識に選んでしまう。
共通点がある。類は友を呼ぶのだ。

病気や健康の絵本ではないけど、個人的には非常に思い当たるフシがあって、興味深かった。
最近は、眠れない時は無理に寝ようとせず、静かに本を読んだり、静かにできることをやっている。子どもの頃は、眠れなくなると怖かったけど、大人になると対処方法がいろいろある。人生は、どんどん面白くなっていく。
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自信を持っておすすめしたい 地獄と悪魔 日本との違い  投稿日:2022/06/03
民話と伝説 呪いの巻物(12) 世界の恐ろしい話
民話と伝説 呪いの巻物(12) 世界の恐ろしい話 編・著: 植田 敏郎
絵: 池田 龍雄

出版社: 偕成社
ヨーロッパ諸国の伝説などを中心に15話。
1970-74年刊行の「少年少女・類別/民話と伝説 全34巻」から、怖ろしい話を選び、改定・改装。1989年改版15刷、2006年改訂版1刷。

オペラや文学作品、映画やゲームなどで、目にしたことがある話がいくつかあった。
「ファウスト」(ゲーテの作品、手塚治虫の漫画にもなった)
「ドナウ川の水の精」(音楽や民話などで、聞いたことがあった)
「魔弾の射手」(タイトルだけ知っていた)
それらの断片的な言葉が、この本のお話を読むことで、しっかりした物語として理解できたのが嬉しい。
子ども向けに要約・読みやすく加工してあると思うが、なかなか読み応えのある恐ろしい話だ。

このシリーズは、同じテーマで「世界の〜」「日本の〜」と別々に特集を組んでいるため、通読していくと、地域や歴史が違うことや、人々の考え方や暮らし方の違いが感じられる。
日本の「恐ろしい話」は感情に訴えてくるような話が多かったが、世界の方は、見た目の恐ろしさや、契約違反の恐ろしさなど、生々しいものが多かった。
日本の幽霊の映画と、欧米のスプラッタ系映画の違いを思わせる。「恐ろしい」の基準が違うのが印象に残った。

どの話も1話完結・読み切りで、文字も大きく、雰囲気のある挿絵も楽しめるので、気軽に読めるのも魅力。
おとなが読んでも楽しめるのが嬉しいシリーズだ。
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自信を持っておすすめしたい 生活苦からの悲劇 満載  投稿日:2022/06/01
民話と伝説 呪いの巻物(11) 日本の恐ろしい話
民話と伝説 呪いの巻物(11) 日本の恐ろしい話 編・著: 須知 徳平
絵: 浦野 日出夫

出版社: 偕成社
1970-74年刊行の「少年少女・類別/民話と伝説 全34巻」からこわい話を中心に改訂・改装。2006年改訂第1刷。
日本各地に伝わる幽霊や人間の怨念の話。生霊、人柱、不運な人生を送った人の末路、妖怪、地獄など。

このシリーズは毎回、面白い話が多く、大人も読みごたえがある話ばかり。今回は特に「生活苦から怨霊化」したような話が印象に残った。
昔は生き残るのが大変だったことがよくわかる。
川に橋を架けるために、人間を「人柱」として生きたまま地面にうずめて、その上に橋を架けた「長柄橋の人柱」。渇水と洪水に悩み、橋が何度かけても壊れてしまう状況で、村長たちが寄り集まって相談し、決心したという。地域を平和に治め、人々の幸せのために自らの命も投げ出した村長により、橋はしっかりと架かることができたという。権力を持っている人に、ぜひとも聞かせたいお話。

人間が極限状態に陥った時に、いろんな怪異に遭遇したり、奇跡に助けられたりする話も多かった。
不遇の人生を歩み、晩年に貧困から怨霊化した話は、現代も独居老人の孤独死や、貧困世帯の増加などの問題に通じる。
また、男女関係のもつれから相手を呪い、生霊となって、自分を捨てた相手をとり殺す話も、現代にもたくさんありそうだ。

人間の心の闇は、時代を超えてもあまり変わらないことがよくわかる。
文字が大きく、話はそれぞれ独立しているので、どこから読んでもよい。ちょっとした読書にも向いているシリーズ。
昔の雰囲気が楽しめる挿絵も魅力的だ。
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自信を持っておすすめしたい ナタネ油を使うようになってから  投稿日:2022/05/31
ナタネの絵本
ナタネの絵本 作: いしだまさひこ
絵: もとくにこ

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
ナタネ油がとれる植物について、種類、栽培方法、病害虫、油を取る方法、菜っ葉のお料理、油を使った実験や工作などを紹介する学習絵本。
巻末に詳しい情報をまとめてある。

2001年刊行。ナタネ油をとる植物やその仲間はたくさんあって、おどろく。分類が三角形の図で表現されていて、わかりやすかった。

昔、田舎で暮らしていた時には、菜の花はうちの畑やその辺にタダで、気前よく大量に咲いていて、食べ放題だった。
同じアブラナ科の大根や白菜も、畑で収穫をせずに放置しておくと、どんどん茎をのばし、見事な黄色い菜の花を咲かせて、種ができる。あの大根の菜の花や、白菜の菜の花を収穫して食べると、おいしかった。他にも、田んぼのあぜ道には、同じような形の紫色の菜の花みたいなものが咲いていた。
そんなことを思い出しながら、優しいタッチの絵を見て楽しんだ。

都会で暮らすようになってからは、ナタネ油を利用している。
身近なものであるのに、あまりよく知らなかったので、本書を読んでみた。いろんなことがよくわかって面白かった。
菜種油の良いものは高価だが、その理由もわかった。
これから期待されている燃料・資源だというのもわかり、いろんな方面でナタネが活躍することを楽しみにしている。
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自信を持っておすすめしたい いろんな意味で先駆的な作品  投稿日:2022/05/26
あおいめ くろいめ ちゃいろのめ
あおいめ くろいめ ちゃいろのめ 作・絵: かこ さとし
出版社: 偕成社
三人の、目の色の違う子どもたちが一緒に遊ぶお話。

1972年刊行。作者が川崎の子どもたちと一緒に作った絵本。
巻末に作った当時の様子が書かれていて、興味深い。
ちょっと外国の絵本のように見えてしまったが、日本の当時の子どもたちがよってたかって絵の学習をしながら、遊びながらお話を作り上げた、という。

いろんな意味で私は先駆的な作品だと思った。
目の色の違う三人の子どもが、一緒に仲良く遊ぶこと。遊んでいて問題が起きると、一緒になって考え、いいアイデアを出して、誰もが一緒に楽しく遊べる方法を考えて、実行していくこと。
あらゆる差別がなくなり、お互いの違いを尊重しあって、うまくやっていけるように知恵を出し合って、助け合っている。

技法も切り絵とイラストを合わせて表現してみたりして、それまでに多くの人が「絵本はこういうものだ」としていた思い込みから外れて、斬新な作品に映ったと思う。
今見てもなかなかお洒落で、素敵な作品だと思う。

こういう発想がでてきた子どもたちが大人になって、差別や偏見がない素晴らしい社会ができて欲しいと思う。
実際に、作られた当時よりも、2022年の今の方がたくさんの「青い目」「黒い目」「茶色の目」の人たちが交流しあって、同じ地域に暮らしている。この絵本みたいに、お互いの都合を考え、融通しあって、うまくやっていき、仲良く楽しい世界を作っていきたい。
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