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トラといっしょに

トラといっしょに(徳間書店)

美しいイラストで描いた心に残る絵本

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話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

渡辺諦さんの公開ページ

渡辺諦さんのプロフィール

その他の方・40代・東京都

自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。
ブログ/HP
mixi:読書会に参加した時の課題本、面白かった本の紹介と日記。
    本の他に映画などについても。

Facebook: https://www.facebook.com/profile.php?id=100007188730590
 キリシタンなので、礼拝の説教を聞いた感想を書いています。

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 イタバシ読書会 でおススメ本、時事ネタなどをどきどき発信。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡辺諦さんの声

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自信を持っておすすめしたい 天狗の鼻折れ  投稿日:2021/06/11
講談えほん 西行 鼓ヶ滝
講談えほん 西行 鼓ヶ滝 作: 山村 浩二 石崎 洋司
監修: 神田 松之丞

出版社: 講談社
後世、和歌などで有名になった西行が、まだまだ自分の才能にうぬぼれていた時分に、山奥の爺さん&婆さん+孫娘に参ってしまう愉快な話。

講談師の神田松之丞(現・六代目 伯山)が解説。日本の話芸・講談についてと、絵本の題材となった演目、登場人物や物語の背景などがまとめてある。
歴史や和歌の知識がなくても、絵を見ることで物語を楽しめる工夫がある。西行や和歌、山奥への旅などでイメージする情景を、シンプルであるが、魅力的でユーモラスな画面で堪能。
前半で自惚れている法師と、後半で素人(に見える人たち)に自分の歌を直されてプライドをへし折られる様子が面白い。しかし、このように意見されて自分の至らなさを省み、物事に真摯に取り組めるようになるという経験は、恥ずかしい思い出だが貴重だ。
ユーモアで、人生の大切なことをしっかり覚えさせてくれる一冊。

クールなデザインも素敵だ。
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自信を持っておすすめしたい 大きさが自由自在  投稿日:2021/06/08
ぼくのくれよん
ぼくのくれよん 作・絵: 長 新太
出版社: 講談社
誰のクレヨンか? はたしてわかるだろうか。
先入観を打ち壊しながら、物語は進む。

クレヨン、というと、大人の指くらいの太さ、長さで、匂いや触った時の感じなどを具体的に思い浮かべることができる。
しかし、この絵本のクレヨンは、〇〇のものだ(絵本を是非読んで、自分で体感して欲しい)。自分が今まで体験した「クレヨン」のスケール感が崩壊。新しい感覚が植え付けられていく。

実に壮大な話で、どうってことのない内容であるが、妙な爽快感があり、やっぱり何度も読み返してしまい、何度読んでも面白くて、素敵な絵本だと思う。そしてしばらくしてからまた読み返してみたくなる。

画面の中で、クレヨンや登場する動物たちが、前のページと大きさが違ったりする。自由に伸び縮みする世界を楽しむ。大きさ、というのは、案外、見る人によって違うものかもしれない。
その時の気分によっても感じ方が違うし、結構いい加減なものなのかもしれない。
やわらかい頭で過ごせたら、きっと楽しいに違いない。
ガチガチになった心と体もほぐれて、楽になった気がする。

こんな妙な話を考えた作者は偉いと思う。
作者も、仕事をしながら、自分の使っているクレヨンを見て思いついたのか、散歩でもしながら急に思いついたのかわからないが、それを形にしてみんなを楽しませることができて、よかった。
つかみどころのない話だから、作者が捕まえなければ、今頃どこかの宇宙を漂っているかもしれない。
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自信を持っておすすめしたい 宇宙人かもしれない  投稿日:2021/06/03
きれいで ふしぎな 粘菌
きれいで ふしぎな 粘菌 著: 新井 文彦
監修: 川上 新一

出版社: 文一総合出版
粘菌、というアメーバの仲間の動物の生活や食べ物、増え方、観察の仕方や採取・飼育方法、探し方などを紹介する科学絵本。美しい写真とイラストで不思議な世界にいざなわれる。

日本の天才学者・南方熊楠が魅了された粘菌。一見、コケやカビなど植物風に見えるのに、動物!アメーバの仲間で、胞子で増え、移動も変態もする。色も形もどんどん変わっていく。不思議な生態と前衛芸術作品のような形が素敵だ。
宇宙から飛来した不思議な生物のような気がしてきて、いろんな話をこの絵本から想像して楽しんでいる。森の中の、倒木に住んでいる粘菌が、きのこを食べたり、きのこに食べられたりしている様子はかなりホラーな絵だ。脳も神経もないのに(本当はあるのか?それに該当するものが)、自分の好きな場所に行くし、嫌な場所からは逃げる。面白いとしか言いようがない。

粘菌に魅了された小学生の兄弟も紹介され、自宅のワインセラーで粘菌を飼育している。本気度が違う。
写真は大きく拡大してあるが、本物はとても小さいらしい。野外ではなかなか発見するのが難しいようで、よく似たきのこ類や虫の卵などがあり紛らわしい。
なかなか一筋縄ではいかないのも魅力だ。

ちょっと浮世離れしたい時に、ページをめくるのをおススメする。
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自信を持っておすすめしたい 自国の歴史・文化に誇りをもつ  投稿日:2021/06/03
体験取材! 世界の国ぐに(34) ギリシャ
体験取材! 世界の国ぐに(34) ギリシャ 文・写真: 佐々木 ときわ
監修: 芳野 淳

出版社: ポプラ社
2008年発行。ギリシャを訪問し、自然、歴史、街の様子、小学校の児童たちの学校生活や家庭での過ごし方、食事、伝統的な行事や宗教、遺跡などを紹介。

10年くらい前?にギリシャの経済破綻が日本でもしょっちゅう報道されていた。外国の状況を報道する時は、一部の極端な事例を扇情的に(デマも交えて)報道している感があるので、本当のことはギリシャ在住の人に聞かないとわからない。
ギリシャの印象は、その経済騒動と、古代遺跡と神話。なんだが極端なものしかなかったが、この本を読んで、普通の生活をしている人たちがいるという当たり前の事実が感じられた。
全く行ったことがない国の生活を、あこれこ勝手に想像するのは楽しいが、失礼なことでもあるな、と思った。

古代から文化・芸術を牽引していた地域であり、キリスト教関係でもしょっちゅう聖書に地名が出てくる。交通の要所でもあり、いろいろと話題の多い地域だ。
アテネの小学生のインタビュー記事が出ていたが、自国の文化・歴史に誇りを持っている様子が伺われた。自己肯定感が上がり、どんなことがあっても楽しみや幸せを見つけられる力になると思う。
庶民は、外を散歩したり、日陰でのんびりするのを楽しんだり、人との交流を楽しんだりしている。健康的で、お金もかからないで、いい。ぜひ行ってみたい。ギリシャ語は全くわからないけど、観光地が山ほどあって、魅力的だ。

外出自粛の時期、こういう本を見て、行ったつもりになってみるのも一興。
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自信を持っておすすめしたい 身近に微生物が共存している様子を実感  投稿日:2021/05/30
菌の絵本 なっとう菌
菌の絵本 なっとう菌 監修: 木村 啓太郎
絵: 高部 晴市

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
納豆菌の活動内容、性質、納豆の作り方(今昔)、新製品の開発、自作の納豆づくりなどを、わりと詳しく紹介する絵本。

納豆菌のファンクラブがあったら、入会者は必読・必携の一冊。
子ども向けに作られているが、内容は充実していて、大人も十分楽しく学習・実践(納豆づくり、納豆の実験、納豆の選び方など)できる。

圧巻は、大画面いっぱいに納豆菌があちこちに飛び回る絵。
茹でた大豆の表面のみならず、私たちが生活する空間にも、土にも空にも、水の中にも、たくさんの納豆菌がうようよ生活している。非常にありふれた微生物だということが、よくわかる。
きっと今日も納豆菌と一緒に寝て、起きて、ご飯を食べて、トイレも一緒で、地下鉄にもいたりして。
食料品コーナーの納豆・水物あたりには特に精鋭部隊が出番を待っているだろう。

理科の内容(菌類の分類、性質など)と、社会の内容(納豆の製品としての進化、製造方法など)が同時に簡単に学べて、ユーモアもあり、楽しい。
一番驚いたのは、市販の納豆のパックの機能性!
発酵がしやすく、流通しやすく、納豆菌にとって快適であり、人間にとっても利用しやすい構造になっている。納豆を保管・流通・販売するのに昔〜現在まで、様々な材料の包材が用いられている。我々の納豆愛が遺憾なく表現された「納豆パック」。
稲わら→経木→紙パック・発泡スチロールパック、と変遷していく間に、人間も納豆も様々な時代の変化・ドラマがあったのだ。

感無量。
今日は、納豆を買って帰ろう。
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自信を持っておすすめしたい 無暗に元気になってもらう気持ち、満々。  投稿日:2021/05/27
笑本 おかしばなし ももたろう
笑本 おかしばなし ももたろう 作: ガタロー☆マン
出版社: 誠文堂新光社
皆がよく知っている「桃太郎」を、皆がよく知らない謎の自称☆宇宙人が、元気一杯に描くお目出度い一冊。

ギャグ漫画家:漫☆画太郎といえば、「少年ジャンプ」連載の「珍遊記」などで(私たちの世代は)有名だ。下品なギャグ漫画ランキングがあったら、けっこういい成績を残してくれそうな、期待の作家として強烈に印象に残っている。
だから、「ももたろう」といってもトラウマになりそうなパロディーじゃなかろうかと思っていたが、意外と正統派(の展開)。
話の筋は大きく変えないで、何度読んでも面白い絵になっている。
登場人物全員がテンションが高く、全力で生きている。
特におばあさんが、強烈だ。日本の女は強いのだ。

暗い気持ちになったら、是非ともページを開けて、ゲラゲラ笑って、元気になれそうだ。きっと作者は、子どもたちに笑いが足らないことを憂いて、元気を出せ出せと応援してくれているのに違いない。

詳細は、ぜひ本を買って読んでみて体験してください。
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自信を持っておすすめしたい 実に大変なお仕事ですよ  投稿日:2021/05/21
仕事のくふう、見つけたよ 図書館・警察署
仕事のくふう、見つけたよ 図書館・警察署 監修: 青山 由紀
出版社: 金の星社
学生が図書館や、警察署に取材をして、情報をまとめて発表する流れを具体的に説明した学習絵本。

普段からよく利用している図書館のしくみが良く分かった。カウンター業務を減らし、他の大事な業務に集中するために児童貸出機を設置するなどの工夫をしている。本の修復や、保管方法、新しい蔵書を選ぶ会議など、改めて自分から調べることはたぶんないだろうけど、知らなかったことがいろいろ片付いてしまった。

警察署はそうそうお世話にならないが、免許証の更新や、道案内、落し物など、犯罪・治安以外にも仕事が結構あることが意外だった。警察署内の道場で訓練していたり、災害訓練を地元の住人と一緒に行ったり、パトロール(最近よく見かける)をしたり、なかなか大変だ。
最近はネット犯罪や特殊詐欺などが話題に上ることが多く、警察内でも新しい犯罪を防止・対策するためにいろいろなことをしているのだろう。
路上の警備や交番などの、目に付く場所での仕事だけではなく、いろんな仕事があって、実に大変な職業だ。

子ども向けの本だが、改めて読むと、意外と知らないのに知っていることにしてしまっていることが、非常におおいのに気づいた。たまにこういう本を読むといいと思う。
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自信を持っておすすめしたい 聞こえてくる絵本  投稿日:2021/05/17
アフリカの音
アフリカの音 作・絵: 沢田としき
出版社: 講談社
西アフリカで、太鼓を叩いて人々が集まり踊る様子を描いた絵本。

見返しに延々と踊る人が、一人ひとり個性的に描かれて列を成している。本文ではない、おまけの部分の絵だが、非常に印象的だ。
アフリカに行ったことはないけど、テレビやインターネットで見る風景と、音楽、読んだ本、聞いた話などから連想する風景と一致した。
現地に行ってもいないのに、行ったような気がしてきた。
本当は紙の絵本で、ここには絵があるだけなのに、太鼓の音、人々の声、風の音、動物の鳴き声などがずんずん聞こえてくる気がしてきた。人々が力いっぱい踊り、大地を踏みしめて、砂埃が立ちあがり、その埃や土の匂い、汗の匂いまでしてきそうな気がしてきた。

文字は少ないが、大事なことが全部書かれていて、余白の部分や、絵の部分からたくさんのメッセージが伝わってくるような気がしている。
西アフリカのどこかの村で、祭りにでも参加したような気がしてしまう絵本だ。音を感じるなんて、不思議な力があるなと思った。
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自信を持っておすすめしたい たくさんの種類のサルがいて、びっくりしちゃう  投稿日:2021/05/13
サルってさいこう!
サルってさいこう! 作: オーウェン・デイビー
訳: 越智 典子
監修: 中川 尚史

出版社: 偕成社
哺乳類、霊長類の仲間「サル」の種類、暮らしぶり、食べ物、困った習性、環境問題など、いろいろな視点から紹介する絵本。全て鮮やかなイラストでリアル過ぎないが、生き生きとした表現。

動物の図鑑は楽しくて、個人的には大好きだが、「写真があまりにリアルで怖い」という場合もある。この絵本は、動物の生態をわりと詳しく紹介する科学絵本だが、デザイナーがかっこよく、おしゃれに絵を描いてくれたような雰囲気で、怖いところがひとつもなくて読みやすい。でも、しっかりと形や特徴を捉えているので、漫画のキャラクターみたいな感じではなく、実際のサルの様子が理解できるように工夫されていると思った。

サルは、身近な生き物なのに、知らないことがたくさんあった。
食べ物は、案外小動物なども食べたり、かにを食べたりする種類もあって、びっくりだ。芋や木の実といった植物性のものばかりでもないらしい。
また、分類方法が、旧世界サルと新世界サルに分かれているのもなんだか異次元空間から来た存在と、同時に地上に存在しているような不思議な気持ちになって面白い。

ニホンザルの温泉につかる話や、サファリツアーや外国の街中でサルにいろんなものを盗まれる話など、興味深い話題が満載。
近いようで遠い、遠いようで近い、微妙な存在だ。
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自信を持っておすすめしたい どーでもいいような、よくないような、変な気分に  投稿日:2021/05/13
おばけじま
おばけじま 作・絵: 長 新太
出版社: あかね書房
海のおばけと、山のおばけが、子分のノコギリザメの件で、けんかする話。

長新太氏の絵本は、話の筋も面白いが、脇役や風景など、本筋とは関係ないところも突っ込みどころが満載だ。是非とも実際に絵本を手にとって、いちまいいちまいページをめくり、妙な世界を体験して欲しい。

ヤクザの抗争を思わせる展開から始まり、愛なのか何なのか意味不明の円満な問題解決?に向かい、最後はよくわからない展開になり、話自体が終わったのか続くのかもわからない妙なことになっている。
何度読み返しても面白い。この、何度も読み返したい気持ちにさせて、かつ、何度目でも面白く感じさせるという力のある絵本だ。
最後の場面が一番好きで、あれからどうなっちゃうのだろう?あの、キューって言っていた人たち(生き物)はどうなったのだろう?という想像力が刺激されて楽しい。

夜寝る前に見ると、面白い夢を見られそうだ。
大人も是非とも読んで、無邪気な気持ちを取り戻してみたらいかがでしょうか?
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