新刊
いろんなきもち おこるってなあに?

いろんなきもち おこるってなあに?(Gakken)

SNSで話題!発売前重版! イライラとの上手な付き合いかたを、親子で学ぶ絵本です

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話題
やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

966件中 1 〜 10件目最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい しっかりお腹にたまる、健康おやつ満載   投稿日:2025/07/10
秋のおやつ
秋のおやつ 編集: 伝統おやつ研究クラブ
出版社: 偕成社
秋に旬を迎えるお芋などの野菜を使ったおやつや、季節の行事に関するおやつ、うちにあるもので簡単にできるおやつ、外国のちょっと珍しいおやつなど。
自宅で簡単に作れるおやつのレシピ本。

2016年刊行。子ども向けの料理の本だが、おとなも十分楽しめて、役立てられる実用書。
作り方のコツや、おやつの由来、ちょっとした食文化のコラムなどもあり、学ぶところが多い。

夏が終わって、気温が下がり、ちょうど食欲も出てくるし、旬を迎える美味しい食材も多い秋。ボリュームたっぷりで、簡単で、誰にでも喜ばれそうなおやつはありがたい。
外国のおやつの中には、意外な組み合わせや、びっくりするようなものもあった。こういうものも、ちょっと挑戦してみようかと思う。

自分でも作れそうな気になってくる。楽しい絵本。
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自信を持っておすすめしたい 秋の夜長の、温度や湿度まで伝わる   投稿日:2025/07/10
つきみのまつり
つきみのまつり 作: 羽尻 利門
出版社: 世界文化社
親子で近所の神社のお祭りに行くお話。

2023年刊行。
作中には場所を特定する記載はないが、個人的に東京の高尾山のリフトや、ハイキングコースの雰囲気を感じた。
タヌキなどの野生生物が多く出てくるところや、しっとりとした草木のしげる山の風景、熱気や匂いまで漂ってきそうな屋台の場面。どのページも、そこにいるような感じがする。

見開きページの全てに、文字を探すゲームもついている。
最初の方に、張り紙に「青い風船を探してください」とあり、本当に何か所かに風船を見つけた。
絵を見る楽しみが増える。

日本の古い時代から受け継がれてきた大事なものを、この絵本は伝えてくれている気がする。親子で夜中に出かけて、楽しい行事に参加できる治安の良さや、人々と動植物が共存する和やかな雰囲気が、これからも受け継がれて欲しいと思った。

お話を楽しむのも、単に絵を眺めて楽しむのも、両方できる素敵な絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ラムネが手作りできるなんて   投稿日:2025/06/29
夏のおやつ
夏のおやつ 編集: 伝統おやつ研究クラブ
出版社: 偕成社
自宅で簡単にできる夏向けのおやつのレシピ本。

2016年刊行。日本のおやつ(白玉団子、他)、外国のおやつ(かき氷など)がいろいろ楽しめる。
作り方がわかりやすく、簡単なので、年齢問わずに初心者向けの料理本としておススメできる。

面白かったのはラムネ菓子。クエン酸とコーンスターチなどをいろいろ混ぜて、形を整え、数時間乾かすことで作ることができる!あれは、お菓子の工場で作るものだとばかり思っていたので、びっくりした。実際に作ったら、生地の硬さの調節が、意外と難しくて苦戦したが、どうにかできた。
見た目は今一つだが、味は美味しかった。

いろんなものを作って食べることは、やっぱりとても素敵な楽しみだ。実際に作ってみて、作る人の大変さや、技術力、創意工夫、材料のことなどがわかるので、食品を見る時に有難味が増す。
楽しい絵本・実用書です。
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自信を持っておすすめしたい 人間はすごいことをやるものだと感心した   投稿日:2025/06/29
ダムをつくったお父さんたち
ダムをつくったお父さんたち 作・絵: かこ さとし
出版社: 偕成社
1983年に着工し、1988年に完成した、インドネシアのチタラ水力発電所の工事の様子を描いた絵本。

1988年刊行。現地の測量〜工事の完成までを、1つ1つ丁寧に描いている。作者は工学博士、技術士でもあるため、地面や構造物の断面や、重機類、技術的な説明をする図などがとても精密に描かれている。
素人でもわかるように、なるべく簡単に説明してくれる。
一部に写真も載っており、巨大な穴を地下に作った様子が、よくわかってびっくりした。
山を切り開いてダムや水路などをつくるので、そこに住んでいる動物たちも登場する。現地の人が働きに来たり、外国から技術者が来たりと、大変に大掛かりな工事であり、影響も大きかったことが伝わる。
人間の生活を便利で快適なものにしつつも、自然環境などをなるべく破壊しないように配慮している様子が伝わってきた気がした。

長い年月をかけて、大規模な工事をすることの大変さと、成し遂げた喜びなどが伝わってきて、素直に感動した。
先人たちの仕事や、苦労、思いを伝える絵本だ。
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自信を持っておすすめしたい 昔の世界に浸れる短編ばかり   投稿日:2025/06/23
ミステリーセレクション(1) ミステリーは身をたすく
ミステリーセレクション(1) ミステリーは身をたすく 編: 赤木 かん子
出版社: ポプラ社
古い時代のミステリー作品、6篇収録。

「百万ポンド紙幣」マーク・トウェン(1893年)
「逃げるばかりが能じゃない」ヘンリイ・スレッサー
(1959年)
「サムの放送」ジョンストン・マッカレー(1926年)
「風変わりないたずら」アガサ・クリスティ(1941年)
「二十四羽の黒ツグミ」アガサ・クリスティ(1940年)
「怪人フーディーニの逃亡芸術」寺山修司(1981年)

 外国の、文化も生活も、考え方も違うところで起きた事件を想像し、更に謎解きをするという、頭を使う作品ばかり。
当時の風景を想像しながら読んでみました。

 特に印象に残ったのは「サムの放送」。
地下鉄で掏摸を生業にしている男性に、ラジオ放送でインタビューするという奇想天外な設定のお話。
痛快で皮肉の効いた展開が楽しい。

 有名な作家の作品を、ちょっとだけ読んでみたい人にお勧めします。
古い時代を舞台にした映画やお芝居が好きな人も、状況をいろいろと想像できるので楽しめると思います。
どちらかというと、大人向け。中高年向け。
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自信を持っておすすめしたい ちょうどこんな感じの小学校時代でした   投稿日:2025/06/19
びゅんびゅんごまがまわったら
びゅんびゅんごまがまわったら 作: 宮川 ひろ
絵: 林 明子

出版社: 童心社
学校の近くにある山の中を「遊び場」にしていた小学生たちが、「遊び場」を閉鎖されてしまった。新しい校長先生と交渉して「遊び場」を取り戻すお話。

1982年刊行。

私は昭和の後期に、ちょうど小学生だったので、ここに描かれているような雑木林のようなところで、遊んだ経験があります。誰かの所有している山林の一部を、学校が許可をとって、子どもたちのために開放していたようです。
アスレチックと当時は呼んでいましたが、自然の樹木を活かした手作りの遊具がいくつかありました。今思うと、なかなか危険な遊具でしたが、当時の小学生は大喜びで元気よく高いところに登ったり、危険な遊びを楽しんでいました。

だから、この絵本で出てくる少年が、無茶をしてけがをする場面の子どもたちの心情がよくわかります。
自然と戯れる遊び場には、人間が作った公園とは違った魅力があり、代用が効かないものでした。

そんな懐かしい思い出が、妙にリアルに感じられました。

ただ、本書にでてくるような天邪鬼でやんちゃな校長先生は、見たことがないです。
型破りで、やや独善的とも言える校長先生ですが、そんな大人と渡り合う子どもたちも、充分に曲者で、なかなか面白いお話でした。大人になっても、それぞれ活躍しそうな頼もしさがありました。

いろんな意味で、昭和的な絵本だと思いました。
昭和世代、特に田舎で育った方は、懐かしい場面が多くあるのではないかと思います。
なかなか、大人むき。

今の現役の子どもたちは、「危険な」遊具は全面禁止らしいし、自然と触れ合う遊びや、学校の在り方なども変わっているようなので、どう感じるのでしょうか?
今の感覚と違うから、意外と新鮮に感じるかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 知らないことだらけ   投稿日:2025/06/19
神社のえほん
神社のえほん 作・絵: 羽尻 利門
出版社: あすなろ書房
神社の行事や、働いている人、建物などの構造や働き、存在意義などを教えてくれる絵本。

2022年刊行。小さいころから、近所に神社があって、何かと神社に行く機会も多かったが、改めてこういう本を読むと、知らないことがたくさんあった。
見慣れてた景色になってしまうと、敢えてその意味を考えたりしないので、いい機会になった。

昭和生まれにな特に懐かしさを感じる、素敵な絵だ。
人物も、人物ではないものも、実に生き生きとしていて、体温や湿度、匂いまで伝わってきそう。
神秘的な世界にちょっと入ったような臨場感があった。

外国の人や、神社関係のの文化や習慣を知らない人にもおススメしたい。
大人が読んでも十分に楽しめ、かつ勉強になる一冊。
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自信を持っておすすめしたい 子どもたちの戦争   投稿日:2025/06/12
タケノコごはん
タケノコごはん 文: 大島 渚
絵: 伊藤 秀男

出版社: ポプラ社
第二次世界大戦中、小学生だった少年が体験した戦争に行く身近な大人たちと、その家族の様子。少年が大人になってから作文に書いたものを絵本化。

2015年刊行。巻末の後書きによれば、小学校で、父母に戦時中の体験を作文に書いてもらうという宿題が出された時、父の大島渚(映画監督)が忙しい中、すぐに書いてくれた、という。
息子の武は、当時はその作文に込められた思いなどがあまり理解できずにいた、という。

しかし、このような形で世に出た。
父が体験した戦争の、辛い出来事と、戦争はしてはいけないという強い思いが、そうさせたのだと私は思う。

ここで描かれていることは、爆撃や実際の戦場の悲惨な様子ではないが、とても残酷で辛い体験だ。家族が兵隊にとられた人たちのその後の様子が、淡々と語られている。ダイナミックな絵でもって、台詞がない部分にも、多くの言葉や思いが表現されている。
間接的な表現だからこそ、余計に伝わってくるものがある。

やっぱり、どうやっても戦争はやらない方がいい。
改めて思う。
戦争を知らない世代に、伝わりやすい表現ではないだろうかと思う。

ショックな出来事があった後、心が傷付き、行動がすさんでいく様子や、心の変化が言動に表れる様子もよくわかる。画家の圧倒的な表現力に、しびれる。
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自信を持っておすすめしたい 外国の文化のかほり   投稿日:2025/06/05
ミステリーセレクション(10) ミステリーは芸術を愛する
ミステリーセレクション(10) ミステリーは芸術を愛する 編: 赤木 かん子
出版社: ポプラ社
芸術のコレクションや、彫刻などが謎解きのカギとして出てくるミステリー4篇を収録。

「トロイヤの馬」エラリー・クイーン 1939年
 スポーツの試合中に起きた宝石の盗難事件を推理する話

「キリコ・キリコ」北森鴻 2001年
 絶縁していた親族からの遺品相続に関する謎解き

「ローマン・キッド」ポール・ギャリコ 1961年
 古代の遺跡にまつわるミステリと恋愛

「六つのナポレオン」コナン・ドイル 1904年
 シャーロックホームズが挑む、奇妙な盗難事件

 2つの作品は、外国の文化や歴史などに明るいと、よりお話が楽しめると思った。外国人の感覚が新鮮で、謎解きよりも、男女の恋愛の作法や、強烈な差別意識などに触れるのが面白かった。
 キリコ・キリコは、日本人作家が書いたものなので、情景が想像しやすく、感情移入もしやすくて、よりリアルな感じで楽しめた。

 いずれも大人向けの作品だと思った。中学生以上なら、楽しめるかもしれない。洋楽や洋画が好きな人向け。
文字が大きく、物理的には読みやすい。
異文化を試したい人におススメします。


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自信を持っておすすめしたい あんまりちいさいと不思議な感じ   投稿日:2025/06/02
小さな小さなせかい−ヒトから原子・クォーク・量子宇宙まで
小さな小さなせかい−ヒトから原子・クォーク・量子宇宙まで 著: かこ さとし
出版社: 偕成社
1/10ずつ小さくなっていくと、どういう世界が見えるのかを教えてくれる科学絵本。

1996年刊行。工学博士、技術士でもある筆者が、丁寧にわかりやすく描いた極微細な世界。最初は人間の子どもや動物など、身近なものから始まり、アメーバーやウイルスなどを経て、分子や原子といった世界に突入し、最終的にはもっと小さい世界になっていき…
自分の見知っているものが一つも出てこない極省の世界は、不思議な世界でわけがわからない。こういうことを発見したり研究しているのが同じ人類とはとうてい思えない。
よくわかったなあ〜と感心する。

この極微の世界の技術が、これからどういうふうに生かされていくかが楽しみだ。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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