
日本や世界で人々に様々な機会に食べられ、愛され、親しまれてきたたくさんのおやつ。じつは意外とかんたんに作ることができます。保存料なども入っていないのでなにより安心。さらに、そんなおやつにまつわるお話をちょっと知っていると、もっと楽しくなってきます。自分で作るよろこびや楽しさ、手作りのやさしい味を体感してもらうと共に、世界各地の食文化を知るきっかけになれば、という思いで本書を作りました。写真でわかりやすく手順を紹介。学校のクラブや授業でも作りやすいよう、30分でできあがるものを中心にとりあげています。

日本と、世界で親しまれているおやつを紹介し、自宅でこどもでも作れるように教えてくれる絵本・実用書。
2016年刊行。全4巻(春、夏、秋、冬)
器に盛りつけるだけの簡単な作業なのに、ものすごく手間がかかっていそうに見えるベトナムのチェー(ぜんざい)。
難しそうに見えて、本当に難しいシュークリーム。
難しそうに見えて、実は簡単な苺大福…
かなり本格的な、お店で買うようなおやつまで網羅されていて、レベルが高い。
また、地域の郷土食の文化や、東と西の日本の食文化の違い、世界の行事やおやつの由来などもわかりやすくまとめてあり、大変勉強になった。
個人的には、大福の作り方が、思ったよりも簡単だったので是非とも作ってみたい。苺大福をきれいに見せるテクニックも紹介されてあって、びっくりした。なんとなく食べているものでも、いろんな工夫があり、歴史があるのだなあと、単純に感心した。
大人も楽しめる実用書。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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