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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

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自信を持っておすすめしたい 田舎の二大スタアさん、夢の競演  投稿日:2022/05/15
ぬ〜くぬく
ぬ〜くぬく 作: 飯野 和好
絵: 山本 孝

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
お寺の住職が収穫した大根とサツマイモを、縁側で干した。
干された大根とサツマイモの対談特集。

2007年刊行。農文協の食育絵本と言えば、文字が多く、大人でも十分に読みごたえがある情報量、という印象だった。
だがこの絵本のシリーズは、食べ物がどういう風に作られているかなどの大事なことはわかるようにしているが、お話自体が面白いようにできている。文字が(従来の食育絵本より)少なく、ハードルが低いので、気軽でいい。

本書は、沢庵にするために軒下で干している大根と、蒸した後、薄く切られて干し芋にされているサツマイモの、会話。
お互いに干されている状況(丸干し、加工した後に干す)も違うし、加工後の使われ方も違うもの同士。自分の来し方、これからのことに誇りを持っている。
どんな会話がなされているかは、是非とも本書を読んでください。
笑えます。

大根もサツマイモも利用範囲の広い、素晴らしい野菜。
楽しみながら、その素晴らしさがわかってよかった。
世間話風の会話にユーモアたっぷりの絵がついて、見ているだけでも面白い。すごいものを作ったと思う。
食育もだいぶ柔らかくなってきた。
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自信を持っておすすめしたい テングサの気持ちになった  投稿日:2022/05/08
トコロウとテンジロウ
トコロウとテンジロウ 作: 天野碧海
絵: 山口 マオ

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
海の中に生えているテングサが収穫され、加工され、トコロテンや寒天になるまでの様子を、テングサの目線で描いた物語。

2007年刊行。テングサの仲間たちとともに、海女に収穫され、干されたり、煮込まれたりする様子がユーモラスに描かれている印象的な絵本。体が溶けて、一緒に煮込まれたテングサの仲間と合体していくことが、意外と気持ちよい、眠い、という。体を切られたり、煮溶かされたりしたら痛いとか、苦しいとか感じるだろうと思っていたので、安心した。
むしろ、寒天になるために旅立ってく仲間たちとの別れの方が、悲しくて苦しかった。

テングサになった気分を味わえるとは、新鮮な体験だった。
海藻を加工する様子が、絵と物語で簡単にわかるように設計されていて、親しみやすい。農文協の絵本だと、たくさんの文字で説明するページがあったりするが、これは物語と絵が中心。目で見てわかるのでやさしい。
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自信を持っておすすめしたい なつかしい手作り新聞  投稿日:2022/05/05
だるまちゃんしんぶん
だるまちゃんしんぶん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
だるまちゃんと仲間たちが作っている新聞。季刊誌4枚入り。

2016年刊行。手作り新聞が、季節ごとに発行された、という設定で作られた絵本。新聞が4枚入っていて、どこから読んでもいい。
地元の話題、クイズ、季節の動植物の紹介、行事の案内など、いろいろと魅力的な記事を工夫してある。
だるまちゃんシリーズの登場人物が随所に見られ、そのひとが出てくる話を思い出して楽しい。

クイズは子ども向けといいつつ、いい大人もできない問題も。子どもの時の自分だったら、簡単に解いたのかもしれない。大人になると、仕事でもプライベートでも同じようなことしかしないためか、発想力や物を考える力の衰えが感じられた。
いろんなことに興味をもって、多少苦手ななことにも(ほぼ無理やり)挑戦していた子ども時代は、本当に豊かな学習期間だったとわかった。
あのころの自分に、「こんな問題もわからないの?」と言われそう。
五感をいろいろ使って、いつも新鮮な発見がある毎日は、素晴らしいと思える素敵な作品です。
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自信を持っておすすめしたい 何が起きるかわからない  投稿日:2022/05/03
だるまちゃんとキジムナちゃん
だるまちゃんとキジムナちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
だるまどんとだるまちゃんが、沖縄に行って新しいお友達と一仕事するお話。

2018年刊行。沖縄の不思議な存在「キジムナ」がお友達になってくれる楽しいお話。沖縄に行ったことがあるので、海の色や、植物の様子、風の匂いなどが思い出されて楽しかった。
キジムナは、いろんな本に出てくるが、絵描きによって姿がいろいろある。ここでは普通の子どものよう。ご飯を食べて、普通に生活していそうに、生き生きしていた。

沖縄では、不思議なことが普通に起きるような雰囲気を感じた。
何が起きても不思議ではないような感じだ。そこに住んでいる人ではない、旅行者の目線でそう思ったのかもしれない。何となく不思議なことが普通に起きるような気がするのは、沖縄の伝説や現在も活躍する霊能者(ユタ)、怪談話の影響かもしれない。
いずれにせよ、沖縄の不思議な存在が、のびのび暮らせるように、自然や人の心がきれいであり続けられますように。
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自信を持っておすすめしたい コーヒーやカーニバルで有名な国  投稿日:2022/05/03
体験取材! 世界の国ぐに(6) ブラジル
体験取材! 世界の国ぐに(6) ブラジル 文・写真: 岡崎 務
監修: 矢ヶ崎 典隆

出版社: ポプラ社
ブラジル各地を取材して紹介する写真絵本。自然の様子、大都会の流通や交通、町の様子。小学生の学校生活。いろんな民族の食事
。社会の問題や宗教。コーヒーや地下資源など。巻末には国のあらましや歴史などがまとめてある。

2006年刊行。ブラジルと言えば、コーヒー。コーヒー産業を支える人たちの歴史は、かなり過酷だった。日本が不景気だから、当時は海外に日本人が出稼ぎに行った。行った先では、前評判とは全然違う過酷な環境。一財産築いて、適当に帰国しようという目論見が外れ、覚悟を決めて現地で身を粉にして働き、ようやく移民の日本人や日系人たちが経済的・社会的に認められていったという。
今は逆に、日本に出稼ぎに来ているブラジル人が多いという。
いろんな問題もたくさんあったが、とにかくブラジルは巨大な国で、資源も多く、多様で、可能性がたくさんあるのも事実。
ブラジルには相当お世話になっているのに、全然知らないことが多かった。もっといろいろ知りたい。

小学生の作文には、ブラジルの好きなところと、困ったところが正直に書かれてあって面白かった。明るいブラジル人とは、すぐに仲良くなれるけど、治安が悪いとか、お菓子が甘すぎて太るのが心配とか。いろんなことが日本とは全然違うから、面白い。
是非とも行ってみたい。
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自信を持っておすすめしたい 鵺退治の猪早太  投稿日:2022/05/01
だるまちゃんとはやたちゃん
だるまちゃんとはやたちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
森の奥で不思議な形の家を発見しただるまちゃんは、その家に住むはやたちゃんと友達になって、おばけの大会に参加する話。

2018年刊行。平安時代に、鵺という妖怪を退治した源頼政の従者「猪早太」をモデルにしたお話。あとがきに、作品の由来を作者が書いてあるのを読んで、私は初めて早太という人を知った。
元ネタを知っていたら、もっと楽しめたかもしれないが、知らなくても十分面白かった。
いろいろなお化けが出てきて、妖怪好きにはおなじみの存在たちがたくさん見られた。今までは神様や、昼間の話が多かったので、夜の話は新鮮だ。どちらの世界にも行き来できるだるまちゃんが、実は一番不思議なのかもしれない。

絵を見ているだけでも面白い絵本。
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自信を持っておすすめしたい 怪物とは何だろうか  投稿日:2022/04/27
民話と伝説 呪いの巻物(9) 日本の怪ぶつ話
民話と伝説 呪いの巻物(9) 日本の怪ぶつ話 編・著: 木暮 正夫
絵: 須田 寿

出版社: 偕成社
1970〜74年刊行「少年少女・類別/民話と伝説 全34巻」から、怖い話を中心に編集。日本に語り伝えられる14話を収録。
巨大な怪物、怖ろしい怪物が登場する話は、古事記の時代から日本各地にあった。

2006年、改版刊行。民話などでお馴染みの「九尾のきつね」「八俣のおろち」など、一度は読んだことがある話も。改めて読んで楽しんだ。
この本で初めて知ったものも多かったが、中でも「八郎潟」の由来の話が、印象に残った。

人間が龍になり、居場所を求めてさまよい、八郎潟に落ち着き、最後は似たような境遇の龍と結婚するという壮大な話。
途中に出てくるお坊さん(人間)が、龍になった八郎を追い出して、自分が十和田湖に入っていくというくだりが興味深い。
この話の中には、人間が強い意志によって「怪物」(人間以外の存在)になることが当たり前のように描かれている。
強い意志があると、人間とは思えないような活躍をする人が現れるが、そういうことを物語で暗示しているように思えた。

もっとも主人公の八郎は、うっかり岩魚を食べたことがきっかけて龍になっているので、一概に「強い意志があるものが変身する」とは言えない。そこも面白かった。
怪物が退治されて終わるのではなく、最後が幸せになって、自分に合ったパートナーと一緒になって、素敵な龍の夫婦になるところもとてもいい。お互い、珍しい境遇のドラゴン夫婦。末永く幸せでいて欲しい。
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自信を持っておすすめしたい 何でも作ったスゴイ叡智は、昔の人の「あたりまえ」  投稿日:2022/04/25
わら加工の絵本
わら加工の絵本 作: みやざききよし
絵: みずかみ みのり

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
2006年刊行。稲刈りした後の藁で、いろんなものを作る方法を教えてくれる絵本。しめ縄、草履、ネコつぐら(ネコの家)、くつ、かご、米俵など、小さいもの〜大きなものまで。藁を束ねた「わらぼー」(棒)は、椅子などの家具にもなる。
たい肥などの農業資材として、住宅の壁や屋根などの建築資材として、その他手芸や芸術作品としても活用できる。素晴らしい素材と、昔のひとの生活の知恵が満載。

藁を束ねて棒状にしたものが、1本で約120キログラムもの重さに耐えられるという。すごい構造になっている。
その藁棒を敷き詰めてマットにして、上に寝そべっている絵があった。これはとても気持ちよさそうだ。藁の香りに癒されるし、夏は涼しく、冬は床の冷たさが遮断されて快適そうだ。

草履の作り方は、実に細かく紹介されている。
藁を素材として使う前の下準備の方法や、基本の縄のない方、その他いろいろ。斬新なアイデアもあり、非常に面白かった。

お米を作ると大量にとれるものなので、もっと有効活用されてもいいと思う。ビニールなどよりも、環境に優しいし、輸入しなくてよいし、その辺ですぐに調達できるようにしたら、なかなか便利なのではないだろうか。
これからの活用が楽しみだ。もっと注目されてもよい資源だ。
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自信を持っておすすめしたい 本当の気持ちを表現できない状況は  投稿日:2022/04/23
スムート かたやぶりな かげの おはなし
スムート かたやぶりな かげの おはなし 文: ミシェル・クエヴァス
絵: シドニー・スミス
訳: 岩城 義人

出版社: BL出版
おとなしい少年の影をやっているスムートが、男の子から離れて自由に行動する話。

2018年刊行。(原書は2017年) 外国の絵本だが、今の子どもや大人の状況をとてもリアルに表現していると思った。
主人公の男の子は、もともと大人しい性格だったのか、それとも親や学校などの影響で「良い子」を演じているのかわからないが、
圧倒的に疲れていて、人生に全然喜びがなく、将来に夢も希望のなく、ただ生きているだけ、という感じだった。

最近、子どもの自殺が増えているというが、こういう「ただ息をしているだけ」の人も、死んでいるのと同じだと思う。

影というのは、この人の本心や魂だと思った。いたずらをしたり、いろんなところを跳ねまわったりしたい気持ちが、ひとり歩きする。
誰もが本音と建て前を使い分けて、大なり小なり、窮屈さを感じて生きている。
私はこの絵本は、精神分裂や、生霊など、押し殺した影の部分の暴走の話だと思った。楽しい話で、結末もハッピーエンドだが、
一つ間違うと、破壊的な結末を迎える可能性もあった。
幸運にも、彼は最後に統合できた。
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自信を持っておすすめしたい なんだこりゃ? 何度読んでも新鮮  投稿日:2022/04/22
ねこのセーター
ねこのセーター 作: 及川 賢治 竹内 繭子
出版社: 文溪堂
大きな穴が2つもあいたセーターを着て暮らしている猫の話。

2006年刊行。
この絵本は、自分でページをめくりながら体験するのが面白いので、内容の詳細は書かないようにしたい。
この面白さや、衝撃、変な感じ、シュールさ、意味不明さ…などをどうやって人に伝えたらいいのかわからない。
とにかく、実際に本を開いて、次々ページをめくっていくことで、読者がいろんなことを感じたり、考えたり、突っ込みをいれたり、本を投げ出してみたり、また読み返してみたり、やっぱり本棚にしまってみたり、しかしもう一度気になって手に取ってみたり…いきつ戻りつ、本と付き合って、一体何だったのかわからないけど、面白かったような気もするし、つまらなかったような気もするし、どうでもいいような気もするし、実は深い意味があるのではないかという気もするし、でも所詮絵本だからそんなに深読みしなくてもいいような気もする。

特にメッセージ性があるわけでもないが、メッセージがあるような気もする。
読み手によって、どうとでも解釈できる、楽しみ方無限の珍しい絵本だと思う。
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