現在77歳になる作者の植月さんは、八ヶ岳の麓に、引退されたご主人と2人で過ごす素敵なおばあちゃんです。植月さんは、以前からお話を書かれるのが大好きで、ずっと長い間、お話を書き溜めていました。昨年、小淵沢にある「えほん村」恒例の春のブックフェアー時に行われた「編集者にみせよう!」コーナーに作品を持ち込まれたことから、この絵本が生まれました。77歳の新人絵本作家のデビューです。絵は『よい子への道1.2』(福音館書店)などの作品で大人気のおかべりかさんが 、描いてくれました。明るく元気な『げんた』くんの、大自然の中でのびのびと遊ぶ様子が、おかべさんの絵を通して生き生きと描かれています。
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