福祉やユニバーサルサービスの取り組みのなかで、手話を学ぶ人が増えています。また、近年の新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、接客に手話を導入する店舗、透明のマスクを用いた手話通訳など、手話活用の事例が注目されるようになりました。
手話技能検定は、手話を習っている人、手話を使って仕事をする人などのための、全国共通基準による手話技能を検定する試験です。1〜7級までの7つのレベルに分かれており、本書は指文字の練習から始めて、手話技能検定5・6・7級合格までをフォローする、試験実施団体による公式テキストです。
改訂3版では、解説をよりわかりやすく、近年の日常手話に直結する練習問題へと見直しをしています。
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