チーム・組織にプラクティスを導入し、根付かせるために!
116の手法を一冊にまとめた“実践”の手引き
アジャイル開発に必要なのは、チームワークやリーダーシップだけではありません。チームで着実に素早く開発を進めていくためには、開発の技術やツールに関する「技術プラクティス」も重要です。
プラクティスにはそれぞれ、生まれた背景や活用の目的があります。しかし、日々目まぐるしく状況が変化する開発現場ではしばしば、当初の目的や課題を忘れ「プラクティスに取り組むこと自体が目的化する」状況に陥ってしまいます。
本書は、個々のプラクティスを取り上げ、それぞれの目的や考え方などの原理・原則、そして、チームや現場の状況に即したプラクティスの効果的な選択・活用のしかたを、具体例を交えながら解説するガイドブックです。
架空の開発現場を舞台にしたマンガとともに、チーム開発の様々なシーンで役立てられるプラクティスを、幅広くかつわかりやすく解説しています。開発現場に備えておけば、特定のプラクティスについて知りたい、開発の段階に合わせたプラクティスを探したい、といった場面で、必要な項目を調べる辞書として役立てることもできるでしょう。プラクティスの導入や実践にあたって、日々、試行錯誤を重ねている開発者におすすめの一冊です。
●本書で取り上げる開発のシーン
実装方針の検討、タスクの分解、ブランチ戦略の検討、コミット、コードレビュー、複数人での共同作業、テスト、運用を見据えたソースコードの整備、CI/CD、デプロイ、リリース、モニタリング、関係者間の認識合わせ、チーム内外との連携
…など、数々の場面で役立つプラクティスを幅広く収録!
●こんな課題を感じている方におすすめ
・アジャイル開発を取り入れてみたものの、効果を感じられずにいる
・プラクティスの生まれた背景や、目的をきちんと知りたい
・状況に合わせたプラクティスの選択、導入のやり方がわからない
・プラクティスを実践しているが、その取り組みが適切なのか、確証を持てない
●豪華執筆者陣によるプラクティス実践のコラムを収録!