幼児期における英語体験の中で、感情や情景を伴う豊かなことばにたっぷりふれることの大切さに重点を置き、英語と日本語が交互に流れる「英日CD付 絵本」を出版しているラボ教育センター。「英日CD」の語り手には、第一線で活躍するプロの俳優を起用し、BGMもおはなしに合わせたオリジナルの音楽を録音するなど、こだわりをもって制作しています。今回は最新作となる、ジョン・バーニンガムの名作『ねえ、どれがいい? Would you rather…』の制作でのお話を中心に、「英日CD付 英語絵本」の楽しみ方を教えていただきました。スタッフの方がお子さんと体験したレポートもご紹介します。親子で英語のコミュニケーションを取ってみたいという方必見のレポートです。
- 英日CD付 英語絵本 ねえ、どれがいい? Would you rather…
- 作:ジョン・バーニンガム
日本語訳:まつかわ まゆみ
日本語語り:黒川 芽以
英語語り:Nadia Mckechnie
音楽:野見 祐二 - 出版社:ラボ教育センター
イギリスの有名絵本作家ジョン・バーニンガムの作品。 たくさんの質問で究極の選択を迫り、読むだけで会話が弾み、子どもの想像力が搔き立てられる作品です。子どもも大人も楽しめるので、ご家庭はもちろん、学校での読み聞かせ教材にも最適です。 日本語訳:まつかわ まゆみ (翻訳家) 日本語語り:黒川 芽以(女優) 英語語り :Nadia Mckechnie (英国ロンドン出身 ナレーター) 音楽:野見祐二(作曲家 スタジオジブリ「耳をすませば」など)
●英日CD付き英語絵本『ねえ、どれがいい? Would you rather…』の魅力をお伝えします。
特徴1
朗読にプロの俳優を起用し、想像力が広がる音声にこだわりました。
幼児期において言葉を覚えるために重要なのは「読む・書く」ことよりも「聞く・話す」ことであると言われています。そのため、「英日CD付き英語絵本」シリーズでは、音声に徹底的にこだわって制作を行いました。『ねえ、どれがいい?』では、日本語の朗読を女優の黒川芽以さん、英語の朗読をNHKなどの英語教育番組などで長年ナレーションを務めているナディア・マケックニーさんが担当しています。
サンプル音声はこちら
ナディア・マッケクニーさん(左)と黒川芽以さん(右)。
特徴2
作中に流れる音楽は、すべて物語にあわせたオリジナルの曲です。
音楽は、スタジオジブリ「耳をすませば」の作曲や映画「ラスト・エンペラー」のアレンジなどを手がけた作曲家の野見祐二さんが担当。さまざまな楽器が奏でるやさしい音色が、子どもたちの感性を養います。
絵本ナビでは以前にも、『おやすみなさい おつきさま』のお話を伺いました。
それでは、次のページから『ねえ、どれがいい? Woud you rather…』制作チームの皆さんへのインタビュー、スタートです。