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紙芝居っておもしろい! 実践&体験レポート

2016/10/27

【連載】海外へはばたく「Kamishibai」  国際学校図書館協会(IASL)イベント レポート

【連載】海外へはばたく「Kamishibai」  国際学校図書館協会(IASL)イベント レポート

現在、「紙芝居」は日本の生んだ文化として、海外でも広く知られつつあります。2016年夏、世界各地から学校図書館・教育関係者、さらに作家や研究者が一堂に集い、学校図書館の現在と未来について話し合う「国際学校図書館協会(IASL)」の年次大会が東京で開催されました。
大会の中で紙芝居の歴史や理論、実演方法を学ぶ講座も開催され、「紙芝居」に興味関心の深い方々が海外からも多く参加しました。今回はその講座の様子をお伝えいたします。
●海外のみなさんも「Kamishibai」に興味津々!
会場には、アジア圏やヨーロッパ圏など国際色豊かな方々が集まりました。

講師の野坂悦子さんは、絵本の翻訳家として、また紙芝居を広める活動を行っている団体「紙芝居文化の会」の海外統括委員として活躍されています。

講座では、プロジェクターを使って紙芝居の歴史や理論の話……。

紙芝居には「物語完結型」と「観客参加型」の2つのタイプに分かれるけれど、どちらも紙芝居ならではの「共感」を伝えるという話。さらに、「紙芝居文化の会」が開催した海外講座のお話など、紙芝居についてのたくさんの事例が紹介されました。
「紙芝居文化の会」の活動として、フランクフルトでの紙芝居講座の様子などが紹介されました。
紙芝居の実演も行われました。


紙芝居の実演をはじめて目にする方も多く、皆さん、真剣におはなしに見入っていました。
●講演後、参加者の皆さんにお話を伺いました。

私の勤めている図書館に紙芝居が1つだけあるのですが、もっと紙芝居がどういうものか知りたいと思い、今回の講座に受講しました。野坂さんのお話を聞いて、紙芝居が本とは違うジャンルだということ、紙芝居は演じ手と観客の間に「共感」が生まれることなどを知ることができました。良い作品をもっとたくさん知って、図書館の紙芝居コーナーを増やしたいと思います。

講座を受けるまで「Kamishibai」をどう発音すればいいのかも分かりませんでした。しかし今日、話を聞いて、紙芝居の発音はもちろん、基本的な考えがとてもよく分かりました。私は大学の上級講師をしています。私の講義では、21世紀の子どもたちが学ぶべきスキルについて、4つの「C」を使って話をします。ひとつは「コミュニケーション(Communication)」、ひとつは「コラボレーション(Collaboration)」、そして「クリティカル・シンキング(Critical Thinking)」と「クリエイティブ・シンキング(Creative Thinking)」。紙芝居は20世紀に生まれたものだけど、21世紀の子どもたちが学ぶべきスキルを全て網羅しているものだと思います。

私はイギリスで、シティズンシップ教育に携わっています。今日、講座を聞いて、紙芝居で伝えていることは私たちの活動とすごく似ていると感じました。なので、私も紙芝居をもっと勉強して、イギリスの子どもたちの前で演じてみたいと思います。

私は紙芝居が大好き。母国オーストラリアの原住民、アボリジニに伝わる民話を紙芝居にしたこともあります。今日、講座を聞いて、紙芝居の持つ「共感」というテーマ、さらに戦前に生まれた紙芝居が、戦中、戦後、とどのような歴史をたどり、今日に伝わっているかを知って、とても興味深く感じました。日本の文化についてももっと知りたいと思います。


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