二人の男の子は、毎日つばきの木の下にきて、巣ばこを見あげました。そして、そっとつぶやくのです。「おい、ちびおばけ、いるかい」
(「ぼくのおばけ」より)
ファンタジー文学の第一人者、佐藤さとるが
自ら編んだ、初めての幼年童話集。
読みがな付きの、大きな活字なので、小学初級から楽しめます。読み聞かせにもおすすめ!
収録作品
・おしゃべりゆわかし(挿絵 どいかや) ・きつね三吉(挿絵 岡本 順)
・ぼくのつくえはぼくの国(挿絵 どいかや) ・ふしぎなふしぎな長ぐつ(挿絵 かわかみたかこ)
・とりかえっこしてみたら(挿絵 しんしょうけん) ・たっちゃんと電信柱(挿絵 岡本 順)
・ポストの話(挿絵 かわかみたかこ) ・ぼくのおばけ(挿絵 岡本 順)
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