正しく知ってさえいれば、命は助かる!
日本人は、2人に1人はがんに罹ると言われている。「がん=死」と考えがちだが、がんのなかでも罹患数(がんになる人の数)の高い胃がん・大腸がん(男女とも胃がん・大腸がんは上位3位以内に入る)は、早期に発見すれば治る。また、生活習慣を見直したりすることで、がんになるリスクを下げることもできる。それにも関わらず、胃がんと大腸がんで年間10万人が亡くなっている。
そこで本書では、年間2000件の内視鏡検査・治療を手掛ける医師が、胃がん・大腸がんを早期に発見し治す方法、検診や治療法についての不安や疑問点を、100問100答でやさしく解説。検診には盲点もあり、ポイントを押さえておくことが重要。「自覚症状がでたときは、もう治ることは難しいですか?」「がんは遺伝しますか?」「がんの自然治癒はありますか?」など、数々の素朴な質問に真摯に答える。胃がん・大腸がんについての正しい知識を身につけて、自分や家族の大切な命を守るために、ぜひ手元に置いておきたい1冊。
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