現代は,高齢者の健康状態や生活の様子,その意識等が多様化してきている時代である。
にもかかわらず,高齢者に対するイメージは,旧態依然としたステレオタイプなものではないだろうか。
本書では、専門職養成におけるエイジズムの課題について検討していく。
儒教のもとで敬老思想が浸透した東アジア(日本,韓国,台湾)における実態を比較研究した。
福祉・医療専門職の価値・倫理とエイジズム,実践における態度とパターナリズムにまで研究範囲を広げ,実態調査を行った。
高齢者を対象とする職種である,福祉・医療の専門職養成に携わる教員である著者たちの研究成果の集大成。
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