サッカー選手の3割は指導者の話を聞かない……では、どうする?
岩瀬健(現・大分トリニータヘッドコーチ)はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーのサッカー選手を指導してきた。サッカー指導者は、ピッチ外における「指導者の理論(頭)」とピッチ内における「選手の感覚(コツ)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と彼は言う。
つまり、緻密な理論を持つことは当然として、その理論を柔軟に伝えなければ選手は躍動しない――。
トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの失敗も踏まえながら、個人、グループ、チーム、戦術、分析、練習それぞれのベストな伝え方をサッカーライターの清水英斗ともに考察していく。
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