「東京の会社員から一転、広島のお坊さんになりました」
サラリーマンの家庭に生まれ育ち、東京大学を卒業後、MBA(経営学修士)の資格を持って東京で会社勤めをしていた著者は、お寺の跡取りである男性と結婚が決まり、30歳を過ぎて仏教を学び始めます。
同僚や友人に難色を示され、母には反対され、占い師には破局を暗示されながら始まった結婚生活は、驚きととまどいの連続。
でも、これまで得られなかった本当の幸せは、み教えのなかにあることに、次第に気づいていき――。
僧侶として、妻として、母として、そして一人の女性としての忙しくも充実した日々を綴る珠玉のエッセー。
『大乗』の大人気連載を待望の書籍化。
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