小学館版 学習まんが人物館
このシリーズの最新刊
著:日笠 由紀 絵:今井 康絵 監修:多賀 幹子 出版社:小学館 ISBN:9784092700321
税込価格: ¥1,210
イギリスで最も人気のある愛と信頼の女王
2022年9月、世界中から惜しまれつつ亡くなったイギリスの女王が、早くも学習まんがに登場!!
エリザベス2世は、約70年にもわたって君主の座にあった女王です。これはイギリス史上最長で、全世界の歴史でも、かつてのフランスのルイ14世(太陽王)についで2番目という大記録でした。
結果的に、多くの人びとから愛されたエリザベス2世。しかし、その人生は波乱万丈でした。たとえば……
・次期国王の”次男”の家に生まれたため、後継者ではなかった。
→先々代の国王(伯父)のスキャンダル、先代の国王(父)の急死により、25歳という若さで予期せぬ即位!
・4人の子宝に恵まれるも、公務が多忙すぎて子育てがうまくいかない。
→長男・チャールズはのちにダイアナと結婚。しかし、子どものころの経験が尾を引いて……?
・ダイアナの事故死への対応を誤り、国民から大きな批判を浴びる。
→失った信頼を取り戻すため、イギリス王室はついに変革のときを迎える――!!
彼女はいかにして、窮地を脱したのでしょうか?
この物語は、家族の絆と国民の信頼を取り戻すための、ひとりの女王の軌跡です。
【編集担当からのおすすめ情報】
イギリスの国王は、「イギリス連邦」とよばれるゆるやかな連合体を構成する国ぐにのうち、カナダやニュージーランドなど10か国以上の国王でもあるってご存知でしたか??
日本でも、イギリス王室の動静は、他の国の王室よりはるかに詳しく報道されていますよね。イギリス王室はそれだけ、世界のなかで大きな影響力をもっているのです。
そしてさらに、日本とイギリスの歴史も見逃せません。
日本史の授業で、「日英同盟」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。明治時代にロシアなどの脅威に対抗するため結ばれた同盟ですが、日本には同じ島国であるイギリスをお手本に、近代国家として発展してきた歴史があるのです。そのため、日本の皇室とイギリス王室の交流もさかんです。
本書を通じて、”遠くて身近な国”・イギリスの、偉大な女王の生涯をたどってみてはいかがでしょうか。
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