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新着レビューピックアップ!2016/02/29 小さい子から大きい子まで楽しめる!
気になる新着レビューをご紹介します。 今回ご紹介する作品は…?
■ 小さい子から大きい子まで楽しめる!『てくとこ ずんずん』★★★★★ キャプテンAさん 40代・せんせい
乳児から小学生までいるところで読んだら、年齢それぞれに受けた、と聞き ある会で読んでみました。 主人公は、黒い四本の足! その四本足が、ページの端を、 どんどんどんどん歩いていく! ページをめくるたびに、足を追っていくと、本を回すことになり、 最後には、ぐるっと一回りしてしまうという、しかけです。 線路を走る汽車や、海に浮かぶ船、魚が泳ぐ川、摩天楼の街・・・ 最後は歩いてきた地球を、宇宙から見下ろしている! ページいっぱいに描かれた農家の動物、野生の動物の名前を 次々に口にする子ども、キラキラ光る目でじっと見つめる赤ちゃん。 オノマトペの日本語の響きに耳を済ませた後は、 英語で読んで見ると、英語を習っている子どもたちから「知ってる!」 習った言葉が出てきて、うれしそうに自慢してました。 絵だけのページを見ているだけでも飽きないで遊べるし、 日本語でも、英語でも、1人で読むのも楽しめる本のようです。
英語で読む×絵を読む×日本語で読む
![]() まっくろくろのふわふわの四本足。 この足と一緒に歩いていくよ、てくてく、とことこ。 目線はぐぐっと地面の近く、このまっくろな四本足で立っているつもりになってみてね。 さあ!世界をぐるっと歩いていくよ。 マーガレット・ワイズ・ブラウンによる英語の詩、横のページには木坂涼さんによる軽やかな 日本語。そしてページをめくると・・・画面いっぱいに広がる地平線!そこは草原だったり、街だったり、海だったり。画面のはじっこに見える不思議な黒いふわふわの四本が地面を歩く足なのです。 すごく不思議なこの構成。なんでも、四本足の向きに合わせて、本をくるくる回して読むんですって! 確かに横になってたり、逆さまになっている風景まで出てくるんです。これにはびっくりです。 だけど、「てくてく とことこ」「てくとこ ずんずん」「ぴちゃぴちゃ ぱちゃぱちゃ」、言葉のリズムに乗って一緒に歩いていくと、なんだか世界中のどこまでも歩いていけちゃう気がしてくるのです。 広くてせまい、小さいけれど大きい、大好きなまるーい地球を感じるのです。 そして、何より絵が素敵! 次々に通り過ぎて行く景色の中で見えてくるのは、個性的な色彩と線で表現されている植物や動物たち。その度にじっくり眺めてしまうので、結局読み終わるまでにはとても時間が過ぎていたりして。 絵を描いているのは、『よかったねネッドくん』『いたずらこねこ』のレミー・シャーリップ。ワクワクしちゃいますよね。 子どもたちはどんな風にこの絵本を読むのかな、それを考えるのも楽しい1冊です。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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