いわゆる昔話というお話を、よく考えたらあまり読んだことがない、と気がついた私。
でも、自分自身は、昔話をようく覚えているのですよね。
教訓じみているかもしれません。
暗い話や、見もフタもない話もあるかもしれません。
でも、それだけ、昔話は、印象に深いということなのですよね。
これを息子に味合わせないわけにはいきません。
けれど、これがなかなか難しい。
昔話の絵本は、「方言」で描かれた物がなぜか多い。
文章理解が、まだ、そこまですすんでいない息子には、この方言がどうしても理解の妨げになってしまうのです。
うちは転勤族なので、私自身は、土地の方言は大変興味深く思っておりますし、またどの地方の方言も、味わい深く、大好きなのですが…。
賛否両論あると思いますが、まずは分かりやすい文章で入門し、ステップアップしてから、方言版を読み聞かせたいと思ってしまうのです。
これは、フレーベル館から発行されている日本むかしばなしライブラリーの中の一冊です。
実に分かりやすい言葉で書かれている上に、言葉もリズム感があって、読みやすい。
絵も、可愛らしさの中に、昔話風のタッチで、よく出来ています。
まさに、私の求めている昔話の絵本でした。
おまけに、幼い頃から、私が大好きなお話でしたし! (ルートビアさん 30代・ママ 男の子4歳)
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