「みんな“すてきなところ”があるのに、ぼくにはないの!?」 ことりさんにも、きつねさん、ライオンさんにも、みーんなすてきなところがあるのに、ぼくにはなにもないみたい……。 がっかり気を落としてしまったこぐまは、ひとりでとぼとぼとあるきはじめました。あたりはまっくらの夜になってしまいます。あるきつかれたこぐまがみつけたものとは!? 美しく味わい深い絵で描かれたかわいらしいこぐまの絵本。
ことりもきつねもライオンも……森に住む動物たちはみな自分のすてきなところを持っています。「自分のいいところってどこだろう」こぐまは悩みますがわからない……でも、ふとしたキッカケから自分のよさを発見します。
誰しも個性があり、いいところがあるのだと子どもが気づいてくれるんじゃないかなと思います。自分のよさを知ることは子どもにも大人にとっても大切なこと。そして、まわりの人たちのすてきなところをたくさん知ることが、自分の幸せを増やすことにつながるんじゃないかな。 (kokeさん 30代・ママ 男の子3歳)
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