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全国的にどのうちでも突然お父さんが5〜6人にふえて、 それぞれ自分が本物だといいはる。困った政府は…。表題作など5話。
この本と初めて出会ったのは小学五年生の時でした。
当時の感想は、「この本がよく学校の図書室にあったな」という位衝撃的でただただ怖かったです。
後にトラウマ絵本として名高いという事を最近知りました。
しかし、変にはまります。
あれからずっと忘れられず、大人になってもう一度数年ぶりに読み返しましたが、やっぱり怖いです。
でもやっぱり面白いです。
例えるなら「世にも奇妙な物語」の子供版といった感じです。
読後の後味の悪さ、血の気のひく様なこの感じ、好きな人にはたまりません。
この手のお話は読む人を選ぶので、安易に薦められませんが、補足するなら、たとえトラウマになる事はあっても、怖い本を読んだからと言って子供は屈折したりしないという事です。
さぁ、いかがでしょう? (苺ポビさん 20代・ママ )
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