小学生になったあゆむのまわりには、いつもジュニア君が住んでいる。小学生になってできた友達のたいちやひろと遊ぶ時も、いつもジュニア君と一緒。今日もあゆむは学校から帰ると一目散に、たいちと遊ぶ約束をしたフクロウ神社まで自転車に乗って急いで向かっていった……。子どもたちが生き生き、のびのびと近所の田んぼや神社で友だちと遊ぶ姿が描かれた絵本。どこか懐かしさを感じさせる絵とともに、子ども目線で彼らの世界が描かれている。
我が家の息子は、「やんちゃ」と言われる。なので、この本をみたとき、息子とおなじかどうかという視線で読んだ。それも、息子と。にやにやしていたが、そばにいつもいるジュニア君がきになるみたい。ジュニアがほしいのかどうかは、聴いてみたけど首を傾けて考えてしまった。いいアドバイス役なんだけど、この役割りをまだ小学校1年生では、無理なのかな?
あゆむくんの「やんちゃ」度は、本当にかわいいもんです。息子なんか日常茶飯事。自転車に乗って怪我をしたり、きっと、こどもらしい子どもの姿が、環境的にも減っていることを痛感した。
子育ての環境整備は大変。何が良くて何が悪いよりも、「今、何をかんじているのか」かなと自分流に解釈している。ある程度選択はするけれど、事の善し悪しをきちんと理解させることが重要かな?
と、親である私が、この本をよんで考えた。子どものこの時期に体験できることは、昔も今もかわらないと思う。のびのび育てたいなら、「やんちゃ」は重要なエッセンスかもしれない。 (キヨタクンさん 40代・ママ 6歳)
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