子供の頃、確かにいたはずの(空想の)お友だち。
このお話のゆうちゃんにも、初めて入った幼稚園でそんなお友だちが出来ます。
名前は「のそひろさん」。
ゆうちゃんが幼稚園で困っている時に現れ、「だいじょうぶだよ」っていって、一緒に遊んでくれる優しい、のそひろさん。
お母さんや先生に聞かれて、ゆうちゃんはのそひろさんがどんな人なのか話してくれます。
のそひろさんはブランコが好きで、やぎ小学校の5年生の女の子。顔はお母さんに似て、まあるいお顔でめがねをかけているの。
架空の友だちは他の人には見えないけれど、確かにその子には存在していて、大切な存在なんですよね。
あたたかいイラストと、優しい文章で描かれたこの作品お完成度は高い!と、思います。
来年度、幼稚園入園に少々ご心配のお子さんがいらっしゃる方に、特にお薦めです! (てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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