さびれた港町に舞い降りた黄金の羽を持つ犬。郵便配達のおじいさんに拾われ、やがて配達の手伝いをするようになりました。ある日、病気の父親と娘を乗せて病院まで連れて行きましたが、病気は治ったものの彼らにお金はありません。医者は犬の黄金の羽を数本もらって満足するのでした。翌日から噂を聞きつけた人が羽をもらいにきたため、飛ぶのも苦労するほど犬の羽はボロボロになってしまいます。そんなある日、港町に大津波が迫ってきます。危険を知らせるため、犬は鐘楼へ向かって飛び出します……。前作『しあわせのはね』に続く、感動の“字のない絵本”第2弾!
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この「きんいろのはね」は言葉(せりふ)が無い分、子供に自由な感覚で読み聞かせる?ことが出来、読んでる間もお互いが思うことを話しながらだったので、久しぶりに“父と息子”の楽しい時間を過ごすことが出来ました。読み終わると子供も自分なりに何かを感じたのか、「わんわん」と吠えながら、手を羽がわりに「びゅ〜ん・ぱたぱた」と飛び回っておりました…「びゅ〜ん・ぱたぱた」も良いけど、本当はパパは主人公の犬の勇気・優しさを一番感じてもらいたかったのに…でも急に息子が近づいて来て、「パパがこまったときにはたすけてあげるからね」とガッツポーズ。細かなところは抜きにして、ちょっとうれしかった。ただ読んであげるだけの絵本と違い、子供とコミュニケーションをとりたいお父さんには良いかも!! (こうのすけさん 30代・パパ 男の子6歳)
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