
「あー、わてにたくさんのうでがあったらなあ。田うえがあっというまにおわるんだが……」 今日も田植えをサボっていためんどうくさがりやのお百しょう・きさく。 ところが、うつくしい白キツネにであったことで人生が一変! キツネから六本のうでをもらい、村一ばんのはたらきものとなったきさくは、みんなにしたわれ、ついには村一ばん気だてのよい、よしさんをおよめにもらう。 しかし、白キツネは大きなひみつをかくしていて……!? のどかな時代、お百しょうさんときつねのユーモアあふれるかけあいを描いたオールカラー絵本。

とてもめんどくさがりのお百姓きさくが、白キツネに騙され、結果的に幸せになる内容でした。
阿修羅の腕を授けられて、いったいどうなるのだろうと最初は心配でしたが、実際には普通に二本の腕だったのですね。
阿修羅の腕になったと思い込んだだけで働き者になったきさく。
白キツネの神様は、きさくの素直さを見込んで、良い方向で暗示をかけたのでしょうね。
騙されて良かったですね。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子22歳)
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