「しろくまちゃんのほっとけーき」 みんなの声

自分達が小さな頃からあったしろくまちゃんのほっとけーき。
先日友人の赤ちゃんにプレゼントしたところなつかしい！ととても喜んでくれました。文章のテンポもよくて読んであげやすいと思うし、色もカラフルで赤ちゃんも見入ってました。
自分ももうすぐ出産予定なので一冊買っておくつもりです。

私も子どもたちも、この絵本が大好きです。
特に下の息子は、この絵本の世界に入りこんで、１ページ１ページ、動作をしています。
本文に「だれか　ボールをおさえてて」というところだと、小さな手で、しろくまちゃんの作っているホットケーキのボールをおさえてみたりと、しろくまちゃんのお手伝いをしたり、自分で焼いたような感覚が持てる絵本だなと思いました。

ホットケーキの焼けるときの音の表現が、微妙で、素晴らしく感激しました。
子供もじっと聞き入って、絵本を集中して見ています。

しろくまちゃんがホットケーキを作って、食べて、片付けるお話です。一生懸命作る姿も、ホットケーキが焼けるまでの描写も、写実的な絵ではないのに何故かリアルです。うちの娘はホットケーキを焼く時には必ずこの本を持ってきます。しろくまちゃんが、焼きあがったところでお友達を呼びにいく優しさにもあったかい気持ちになります。
このシリーズの中でも好きな一冊です。

このシリーズはどれも線がシンプルで色がキレイで、楽しくかわいいおはなしです。
その中でもこの本は、材料を一つずつ混ぜてゆき、生地をフライパンに流し入れてから焼き上がるまでの音の表現がとっても楽しい！
見終わったあと、子どもと一緒にホットケーキを作りたくなる絵本です。
子どもには100回ではきかないほど繰り返し読まされましたよ。
よっぽど気に入っているようで最初に購入してから8年経った今も時々取り出しては読み返しています。

ほっとけーきが焼ける過程では、ホントに子供の目が光り、ワクワクしているのが分かります。読んだあとは必ず「ホットケーキ作って！」とせがまれました。実際に自分で焼いてみたりして、「しろくまちゃんと一緒だね！」なんて喜んでいました。

絵と文が分かりやすくて、本当にホットケーキを作りたくなるようなお話です。

ホットケーキが焼ける音がとてもいい！　いかにも焼けてるよ〜美味しそうだよ〜という音。読んだ後は、ホットケーキが数倍美味しく食べられそうです。
卵と割ってしまって失敗してしまっているところもいいです。簡単にすいすい作ってしまうより、こぐまちゃんも失敗してるんだからと慎重にお手伝いをしてくれそうだから。

しろくまちゃんがおかあさんとホットケーキを作ります。「ぽたぁん」「どろどろ」「ぴちぴち」「ぷつぷつ」っていろんな音が聞こえてきます。もういいかな？まあだまだ！「ペッタン」おいしいホットケーキの出来上がりです。物語はまだちょっと・・・という小さいお子さんにも楽しい絵本です。

ホットケーキを焼いている時のリズム感はこどもたちにはとてもたのしようで、本の後には必ずといっていいほどホットケーキを食べたがりますね、
私もですが。

家にももちろんこの本はあるのですが、以前、小児科で子供が同じ絵本だね読んで、と持ってきました。読んでいると最後のページの内容がちがうんです。
子供もすぐにわかりなんか違うねと言ってました。その本は、ふたりでおさらをあらいます　ほら、あわのほっとけーきだよ　でした。