「ルラルさんのえほん(6) ルラルさんのたんじょうび」 ８歳のお子さんに読んだ みんなの声

今日はルラルさんのたんじょうび。
じぶんの為に、ケーキを焼くルラルさん。
それはそれで贅沢だけど、やっぱり誰かに「おめでとう！」と言ってもらえる方がいいです。

家族がいなくても、友だちも遠くても、ルラルさんには、祝ってくれるどうぶつ達がいるのです！
ルラルさんって、本当にしあわせ者だなって思いました。

どうぶつ達の願い、ルラルさんの誕生日に感謝する気持ちにも、胸が熱くなりました。

うんでくれてありがとう。
うまれてきてくれてありがとう。
感謝できることが、イチバンのしあわせですよね。

心がとってもあったかくなるお話です。

ルラルさんのシリーズは、小さい頃から私も子どもも大好きでよく読んでいたけれど．．．
最近になって、このシリーズに新しい本が出ているのをしりました。これが、この「ルラルさんのたんじょうび」です。
「ルラルさんのにわ」では、ルラルさんは、1人がすき。
きれい好きで、動物なんて嫌いな感じのおじさんでしたが、そんなところは全くなく、ルラルさんは今では、どんな動物とも大の仲良し。
いつも1人で祝う誕生日も、大勢の動物たちに囲まれてのお祝いです。
「お誕生日」というのは、自分が生まれた記念すべき日というだけでなく、お母さんが自分を産んでくれた感謝すべき日なんだよ、っていうくだりがとてもいいです。
誕生日は祝ってもらうだけでなく、感謝をする日。
いまさらながらなるほどな〜、でした。
この年になって、大人ながら納得です。