お話自体は1967年のものだそうですが、そんなに古い印象は受けません。
というのも、「ぐりとぐら」の作者のお二人の作品だからでしょうか。
馴染みがあります。
うさぎさんの作ったにんじんをみんなで食べます。
ひとくち食べたら・・・みんなにんじん色に
タオルでふいても、石鹸で洗っても落ちないにんじん色。
でも大丈夫、元に戻る方法があるんです。
この絵本を読むことで、子どもに、食べることの楽しさや食べ物への
感謝の気持ちが、うまく伝えられるのではないかと思います。
大のにんじん好きのわが子。うさぎさんのにんじんが欲しいと、よく言っています。
【事務局注:このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】