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2025/07/27(日)

『うさぎのしま』刊行記念 著者トークイベント&サイン会【ジュンク堂書店池袋本店/オンライン配信あり

広島県・大久野島。通称、うさぎのしま。
現在たくさんのうさぎが暮らし、多くの観光客が訪れているこの島は、かつて毒ガス兵器の製造拠点としての過去がありました。

絵本『うさぎのしま』は、大久野島が抱える歴史と、今なお続く環境の課題を見つめ、命と自然のつながりを描いた作品です。戦後80年の節目に、次の世代へ語り継ぎたい記憶とまなざしを、物語に託しています。

今回、著者のたてのひろしさんと近藤えりさんのお二人が、ジュンク堂書店池袋本店さんに来店し、初めて公の場で作品について語ります。取材の過程、制作の裏側、そしてこの作品に込めた思いを、児童文学評論家・野上暁さんを聞き手にお迎えしてお届けします。

今を生きる私たちにとって、そして未来を担う子どもたちにとって、
心に残るひとときとなるはずです。あらためて戦争や環境のこと、そして小さな命や私たちの過去や未来のことを、一緒に考えてみませんか? 子どもたちは夏休み。親子でのご参加も大歓迎です。皆様と豊かな対話の時間を過ごすことができたら幸いです。


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戦後80年に寄せて
『うさぎのしま』刊行記念 著者トークイベント&サイン会
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開催日:2025年7月27日(日)14:00〜15:30
会場:ジュンク堂書店池袋本店/オンライン配信あり

   (東京都豊島区南池袋2−15−5)
    
登壇者:作者・近藤えりさん、たてのひろしさん 
    聞き手・野上暁さん
販売期間:2025年6月5日(木)12:00〜8月11日(月)12:00

※著者ダブルサイン本も販売中
※会場参加チケットは7月27日(日)13:30までの販売となります
※アーカイブ配信:7月28日(月)15:00〜8月31日(日)23:59

参加方法・チケット詳細はジュンク堂書店池袋本店さんのWebサイト・イベント頁をご覧ください。
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◇登壇者プロフィール

たてのひろし(舘野 鴻)
1968 年、神奈川県生まれ。画家・絵本作家。
幼少期より、熊田千佳慕氏に師事。『つちはんみょう』(偕成社)で小学館児童出版文化賞、『ねことことり』(世界文化社)・『どんぐり』(小峰書店)で日本絵本賞を受賞。絵本に『しでむし』『ぎふちょう』『がろあむし』(偕成社)、『うんこ虫を追え』(福音館書店)、「3 びきのあまがえる」シリーズ(世界文化社)など、読み物に『ソロ沼のものがたり』(岩波書店)がある。

近藤えり
1972年、神奈川県生まれ。絵本作家・イラストレーター。
舘野鴻氏に師事し、絵本制作を学び直す。『なきごえが じまんの きつね』(仏教伝道協会)で、こころの絵本大賞を受賞。月刊絵本の作品に『ほしのなるきゆらゆら』『ハロウィンのたからもの』『すなばあそび』(至光社・こどものせかい)、『ライオンとうさぎ』『のらねこのクー』(鈴木出版・こどものくに)などがある。

野上 暁
1943年長野県飯山市出身。
小学館に勤務し、『小学一年生』編集長、取締役、小学館クリエイティブ代表取締役社長などを歴任。日本ペンクラブ常務理事。JBBY副会長。著書に『子ども学 その源流へ−日本人の子ども観はどう変わったか』『子ども文化の現代史−遊び・メディア・サブカルチャーの奔流』(大槻書店)、『越境する児童文学−世紀末からゼロ年代へ』(長崎出版)、編著書に『明日の平和をさがす本』(岩崎書店)、『わたしが子どものころ戦争があった』(理論社)など多数ある。

詳細はこちら

提供:世界文化社
最終更新日:2025年6月29日


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