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ドントシンクフィール

パパ・30代・埼玉県、男4歳

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自信を持っておすすめしたい ちいさならいおんは、こどもの導師。  投稿日:2004/08/30
ラチとらいおん
ラチとらいおん 文・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 徳永 康元

出版社: 福音館書店
この絵本の存在(表紙)は、ずっと前から知っていましたが、なぜか手に取ってみたことはありませんでした。が、最近、ふとしたきっかけで内容を知り、オンライン書店から購入しました。結果は大満足。これまで、この本を知らずに過ごしてきたことが悔やまれるほどでした。
約40年もの間、版を重ねているだけあって、ストーリーも、絵のタッチも、色遣いも素晴らしいです。
まだまだいろいろな経験の少ない子供にとって、人生の導師的存在となってくれる、赤い小さならいおん。こんな役割の人(動物?)にめぐりあえる子供はとっても幸せでしょう。
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なかなかよいと思う ねずみの視点。  投稿日:2004/08/30
ねずみのいえさがし
ねずみのいえさがし 作・絵: ヘレン・ピアス
訳: 松岡 享子

出版社: 童話屋
私が小さい頃のお気に入りのひとつだった本です。
その頃は、今よりもペットとしての「マウス(=はつかねずみ?)」の存在がポピュラーだったように思います。
「ちいさなねずみがいえをさがす」というストーリーの写真絵本ですが、デフォルメされた「かわいいもの」があふれている現在の世の中で、「ねずみの写真」が、お子さんやおとうさん・おかあさんに、どううけとめられるのかな…と、少し心配になったりします(ねずみのしっぽが生理的に苦手という人が多いようですし)。
ただ、写真なので、火花は本当に「熱そう!」、わたぼこりは「きたないなぁ」、ねこは「こわい(ねずみの立場から見てですが)」というのがリアルに伝わってきます。
最終的に落ち着いた「いえ」にそのままずっと暮らせるのかな?と、子供の頃は少し心配していました(大人になってから知ったのですが、続編が2冊出ています)。
たまには、ねずみの視点から世界をながめてみてはいかがでしょうか。
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なかなかよいと思う そばで観察しているようなドキドキ感。  投稿日:2004/08/30
いたずらこねこ
いたずらこねこ 作: バーナディン・クック
絵: レミイ・シャーリップ
訳: まさき るりこ

出版社: 福音館書店
はじめてかめとであうこねこ。
同じ場面設定と構図で話が進んでいきます。「固定カメラによる中継」といった感じの画面で、読んでいる側も「観察者」としてリアルタイムで参加しているような感じが楽しめると思います。
こねこは“やわらかさ”を、かめは“かたさ”を感じさせるタッチで描かれているのも効果的。
3歳頃の息子が、先の展開が気になってしかたがないらしく、そのページの文章を読み終わらないうちに、次のページをめくろうとしていたことが思い出されます。
ただ、次のページの展開がうっすら透けてみえてしまう部分もあり(息子がそれを指摘する)、もうすこし厚めの紙だったらな…と思ったりもしました。
小さなお子さんでも、話の中に容易に入っていけると思います(実は、私も小さな頃、この絵本がお気に入りでした)。
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なかなかよいと思う あなたも、私も、あの人も、みんな。  投稿日:2004/08/30
みんなあかちゃんだった
みんなあかちゃんだった 作: 鈴木 まもる
出版社: 小峰書店
子供が成長するにつれ、その子があかちゃんだった頃の細かいディテールは、どんどん忘れていってしまいがちだと思います(父親に多い傾向かな?)。
私の場合、いま、あかちゃんを育てている最中の人から「○ヶ月頃って、こういうことした?」なんて、聞かれても、「どうだったかな…?」と、答えにつまってしまうことの方が多いです。
この本では、子供がどの月齢の頃に、どんなことをするかが、描かれています(ただ、「えっ!うちの子はまだこんなことできない」なんていう見方はしない方がいいでしょう。そんな目的のための本ではないと思います)。
描かれている子供の発達過程をゆったりとした気持ちでながめることで、自分や自分の子供、まわりの人たちや世界中の人たちが「みんなあかちゃんだった」ということがあらためて実感できる本だといえます。
子供は成長していくにしたがい、憎たらしくなるようなことをしたり、言ったりして、親とぶつかるようになるものです。でも、子供と思い切りぶつかり合った後に、この本に描かれているような視点を親が再確認できれば、きっと、それ以上、ことが悪い方向に進むことはないと思います。
みんな、段階を踏んで成長します。
子供に対して、あたかも、自分ははじめからずっと大人だったかのようにふるまうことだけはしないようにしなければ…と、感じさせられた本です。
どちらかといえば、おとなに向けて作られた絵本かもしれませんね。
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