友衛遊馬、18歳。弓道、剣道、茶道を伝える武家茶道坂東巴流の嫡男でありながら、「これからは自分らしく生きることにしたんだ。黒々した髪七三に分けてあんこ喰っててもしょうがないだろ」と捨て台詞を残して出奔。向かった先は、大嫌いなはずの茶道の本場、京都だった――。個性豊かな茶人たちにやりこめられつつ成長する主人公を描く、青春エンターテイメント前編。【解説/北上次郎】
歴史はあるけれど、弱小流派な跡継ぎを嫌がり、京都へ逃げる18歳の青年遊馬。
バンドマンになるとは言っていたけれど、そんなに本気を感じないし、目的もビジョンもない感じでいったいどうなることやらと思いながら読みました。
そんな彼が個性的な面々と出会い、徐々に成長していく青春エンターテイメントです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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