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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  『ブリキの姫』『とうめいの龍』刊行記念 荒井良二×川本真琴特別対談

見えない部分が作品を作っているうちにわかったり(川本真琴)

荒井:完璧に読者に近づこうっていう作業をしなくてもいいよ。読者がこっちについてこいっていうくらいで(笑)。僕はもっともっとこういうのがほしい(笑)。本道は本道で、でも私が、僕が絵本を書くとこうなるよってなってほしい。全員が定番化した絵本の世界を望んでいるかといったらそうではないと僕は思うし、必ずこういうのが好きな人がいるだろうと思って僕は書いてる。そういうことを言うと、“売れないじゃないですか荒井さん!”って言われるんだけど(笑)僕の好きなエドワード・ゴーリーの『不幸な子供』っていう絵本は本当に不幸なの。読んでいるほうはいつかどこかで助かるんだろうなって思ってるんですけど、ものすごい不幸で終わっちゃうんだよね。すごくおすすめですよ。読んでいるうちに色々なことを想像しちゃってね。

─── でも、そういう人の人生がそのまま絵に詰まった本の方が伝わるんですよね。

川本:やっぱり私も表面的に見える部分じゃないところで動いてるかもしれないですかね。その見えない部分が作品を作っているうちにわかったりだとか。そうじゃないものは、別にこれは出さなくてもいいかってなっちゃう。

─── なにかの本質を抽出したものが作品になるということですね。ぜひまた川本さんにも絵本書いていただきたいですし、荒井さんとも機会があればご一緒させていただきたですね。

川本:そうですね!

荒井:遊びますよ。ワークショップでもやりましょう!

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荒井 良二(あらい りょうじ)

  • 1956年山形県生まれ 日本大学芸術学部芸術学科卒業。
  • イラストレーションでは1986年玄光社主催の第4回チョイスに入選。1990年に処女作「MELODY」を発表し、絵本を作り始める。1991年に、世界的な絵本の新人賞である「キーツ賞」に『ユックリとジョジョニ』を日本代表として出展。1997年に『うそつきのつき』で第46回小学館児童出版文化賞を受賞、1999年に『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童図書展特別賞を受賞、『森の絵本』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。90年代を代表する絵本作家といわれる。そのほか 絵本の作品に『はじまりはじまり』(ブロンズ新社)『スースーとネルネル』(偕成社)『そのつもり』(講談社)『ルフランルフラン』(プチグラパブリッシング)などがある。2005年には、スウェーデンの児童少年文学賞である「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を授賞。

川本 真琴(かわもと まこと)

  • 1974年福井県生まれ。1996年「愛の才能」(ソニーレコード)でデビュー。1997年発売のデビューアルバム『川本真琴』はミリオンセラーに。一時音楽活動を休止して以降、2010年アルバム『音楽の世界へようこそ』でふたたび川本真琴名義で活動を始める。2012年二册同時刊行の『とうめいの龍』『ブリキの姫』で絵本作家としてデビュー。

作品紹介

ブリキの姫
作:川本 真琴
絵:井ノ上 豪
出版社:プレビジョン
とうめいの龍
作:川本 真琴
絵:井ノ上 豪
出版社:世界文化社


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