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【今日の1冊】 365日おすすめ絵本絵本ナビ編集部 2015/08/13 【今日の1冊】 8月13日「ひと夏のふしぎな体験」
「今日は何の日?」「今日はどんな絵本を読もうかな?」 一日の始まりがワクワクするような絵本を毎日ご紹介します!
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お盆時期になると必ず読みたくなってしまう、ふしぎでじんとするお話です。
●お盆の意味(みんなの声より)
小学校中学年くらいから、ぜひ読んでほしい読み物です。
小学生のなっちゃんは夏休み、おじいちゃんの家で不思議な体験をします。 お盆に、親戚が集まり、ご先祖様を供養する「盆まねき」の行事。 なっちゃんは、おじいちゃんやおばちゃん、大ばあちゃんなどから、不思議なお話を聞き、 自分自身も、不思議な体験をするのです。 お話は「ホラ」であることはわかっていても、 どこか真実味を帯びて、なっちゃんの前に体験として立ち上ります。 幻想的な月の田んぼ、カッパのエピソード、サンゴの玉・・・。 様々なエピソードが溶け合い、ついには、亡くなったおじさんへの思いに行き着きます。 最終章では、「もうひとつの物語」として、作者自身のおじさんの実話が収められています。 作者自身が体験した様々なエピソードが、なっちゃんという少女を通して 程よく物語となっていて、引き込まれます。 そして、戦死したおじさんの姿へと行き着きます。 お盆の意味をそっと教えてくれます。 大人も子どもも、ぜひ読んでほしいです。 (レイラさん 40代・ママ 男の子18歳、男の子16歳)
●不思議な体験(みんなの声より)
なっちゃんのお母さん方の実家では「盆まねき」という先祖供養の行事があり、毎年行きます。 そこでおじいちゃん、フミおばちゃん、大おばあちゃんの3人から、ウソともホラともはっきりとしない楽しいお話を聞きます。ところが盆踊りの夜に、なっちゃんはとても不思議な体験をするのです。 お盆と言うと、日本は古くから先祖を大事にする民族の象徴として、集落により様々な風習があります。 かつて我が家もたまたま農村地帯のひろい家に住んでいた時期がありますが、お盆と言うと親戚中が集まって、大人は大人、子どもは子どもたちで遊んだ記憶があります。 集まった中には、遠い親せきの顔も知らない人や、会社の知り合いまでいたそうで、幼かった私には、面白い遊びやゲームを知っていることがその大人たちの魅力として、残っていることに、このお話を読んで懐かしく思い出しました。 大人にも読みごたえのある物語です。 |
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