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2016/02/12

ねこのきもちがいじらしい

ねこのきもちがいじらしい

気になる新着レビューをご紹介します。
今回ご紹介する作品は…?

■ ねこのきもちがいじらしい『ねえだっこして』

★★★★★

にぎりすしさん 60代 
赤ちゃんが生まれて だっこしてもらえない ねこの気持ち   
いじらしく うまく描かれていて
こんな事は お兄ちゃん お姉ちゃんになった子ども達の気持ちと同じですね
「あとでね」お母さんに言われて じっと我慢しているねこ
人間の子だったら 違う表現するかもね

お母さんにだっこされている 赤ちゃんの 安心しきった顔
次におおきなねこ インパクトあります
あかちゃんが ミルクもらってるとき  ねこは 自分の方が 顔も洗えるし自分で食べられる  ちゃんと プライドがあって ねこの気持ちが うまく表現されています
そして ずっと我慢していたけれど お母さんは ちゃんと ねこを だっこしてくれました
その幸せな気持ちが 伝わってきます   ジーン

お兄ちゃん お姉ちゃんになった子どもによんであげたいステキな絵本ですね

ねえだっこして ねえだっこして」 作:竹下 文子
絵:田中 清代
出版社:金の星社

せつなくてちょっと甘酸っぱいネコの気持ちを描いた絵本!
お母さんにだっこしてほしい気持ちと、我慢しようと葛藤する気持ち。そんなせつないネコの心情を描いています。弟や妹が生まれた時の子どもの気持ちと、どこか重なって見えてくる絵本です。
お母さんのおひざは世界一すてきな場所。なのに、今そこは生まれたばかりの赤ちゃんの場所。もう大きくなったから自分は平気だもんと強がってみせるネコ。飼い主に赤ちゃんが生まれた、その時のネコのほんとうの気持ちとは……。


絵本ナビ編集部

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