雪の絵本なのに温かい・・・そんな絵本です
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」
「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
新着レビューピックアップ!2016/01/18 雪の絵本なのに温かい・・・そんな絵本です
毎日届く絵本ナビユーザーの生の声!気になる新着レビューをご紹介します。 今回ご紹介する作品は…?
■ 雪の絵本なのに温かい・・・そんな絵本です 『ゆき』★★★★★ 若葉みどりさん 50代・ママ 男の子18歳
2013年に『しろねこくろねこ』(学研)という絵本で、見事ブラティスラヴァ世界絵本原画展「金のりんご」賞を受賞されたきくちちきさんの最新作が出版されました。 まだデビューされたばかりの頃、きくちちきさんのライブペインティングに参加したことがありました。絵本を描くようになったのは、パリの古本屋さんでブーテ・ド・モンヴェルの絵本に出会い、衝撃を受けて100年以上読み継がれる絵本を作りたいと強く思ったから!とおっしゃっていたちきさん。一作ごとに絵本の表現も磨かれていっています。 ちきさんが生まれ育った北海道の大地を舞台に晩秋の森に雪が降り始め、やがて一面の雪に閉ざされるまでをダイナミックな筆使いで描いたこの絵本は、雪を描いているのに、柔らかく暖かな色が使われていて、寒さよりも温かさを感じます。ページをめくるごとに動物や子どもたちの息遣いも聞こえてきそうです。 それは、いずれ雪に閉ざされていく雪国の、身を寄せ合って過ごす家族の温かさと、家の中の暖かさに繋がっているからなのでしょう。 言葉は詩のようで・・・絵は躍動的。小さな子から大人まで楽しめる絵本だと思います。
今人気急上昇中の若手絵本作家、きくちちき。北海道出身の作家が、心の心象風景にある「ゆき」を情緒豊かに描きます。きれいだけれど怖い、恵みをもたらすけど死をももたらす、そんな雪の多面性を、繊細で力強い筆致で描いた絵本。 ■ 合わせてこちらもおすすめ!「ゆきの絵本」 |
|
種類で選ぶ
年齢別で選ぶ
絵本ナビとは
絵本ナビのサービス
当サイトのすべての画像、文章、その他のコンテンツについて、許可なく転載を禁じます。絵本の画像は出版社の許可を得て掲載しており、転載をすることはできません。
(C)Ehon navi Corporation