
宮崎県にある幸島に住むニホンザルがモチーフとなっているようです。
幸島の瑞々しい自然。
活き活きとしたサル達。
森の香りがしてきそうで…子ザルたちが飛び出してきそうで…
そんな絵を とっても気に入ました。
大自然の中で 体を使って思いっきり遊ぶ子ザル達。
岩場から 海へのジャンプ!
枝の引っ張り合い。おにごっこ。
砂浜での すべり台(もちろん天然の砂製)。
あんまり夢中で遊んでいると… あらあらケンカもするのですね(笑)。
少〜しはしゃぎ過ぎたので ボスに大きな雷を落とされました。
半べそで お母さんの元に帰ったエゴちゃん。
お母さんの胸に抱かれて 今日はきっと素敵な夢を見るのでしょうね。
人間の子供の姿と 子ザルの姿が重なりました。
でも今は 昔ほど子供達を自由に遊ばせることが出来ません。
子ザルたちがボスに叱られたように
親以外の大人に強く叱られるような機会もまずありません。
そんな当たり前だった生活が
知らないうちに無くなりつつあったのですね。
子供達を 大人みんなで見守って のびのびと遊ばせてあげたいです。
『めっきら もっきら…』が大好きな 我が娘と息子。
きっと このお話も気に入ってくれるんじゃないかな…
そんな気がする絵本でした。
読んであげるのが 今から楽しみです。 (西の魔女さん 30代・ママ 女の子13歳、男の子9歳)
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