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山村で一人暮らしを始めたシンイチおじさんのもとへ、ゴールデン・レトリーバーのポールがやってきました。山の生活は、珍しいことばかり。ポールはたくましく成長しながら、おじさんや村の人々に幸せをもたらします。
家族と離れ単身 田舎暮らしをする事に決めたシンイチさん。
シンイチさんに見初められ
一緒に山間の村で暮らすことになった レトリバーのポール。
シンイチさんの言葉と ポールの心の声が交互に書かれているせいか
いつの間にか ポールの気持ちに寄り添って読み進めていました。
ヒトと暮らす動物の気持ちを感じる…
そんな 大事な経験が出来る本だと思います。
また ポールと接することで 周りに暮らす人たちの環境が
少しずつ変わっていく辺りからは
動物の持つ癒しのパワーを感じずにはいられません。
子供達には ポールの気持ちや活躍を通して
動物と暮らすことの責任の重さを感じて欲しいなぁ…とも思います。
舞台となっているてぶくろ山(本当にてぶくろの模様が…)も
シンイチさん(名前が違いますが)も ポールも
長野県に実在するのだそうです。
この事が書かれている後書きを読んで
このお話が グッと身近に感じられました。 (西の魔女さん 30代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)
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