医学の研究のために海を渡り、世界大戦後のドイツの小さな町で伝染病撲滅のために、献身的な医療活動をした日本人の医師がいた。
海を渡った日本人・第1巻
伝記絵本が圧倒的に海外物が多く、日本のものは?と思った時に思いだしたのがこの作品です。
第二次世界大戦後のドイツで流行った伝染病治療のために献身的に活動をした肥沼信次。
日本でというよりは、彼が亡くなったドイツのリーツェンで功績がたたえられています。
海を渡った日本人のシリーズにはもう一冊寺沢国子さんのものがあり、海外で高く評価された日本人の功績を思う時に、日本人でよかったと心が熱くなります。
人知れず人々を助け勇気を与えていた日本人たちにも光をそそいだ伝記絵本はもっと知ってほしいものだし、今後も掘り起こしてほしいジャンルだと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子12歳)
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