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水に入るのが苦手な男の子、よしろうは体育のプールの時間がイヤで、保健室へ。そこで同じように体育をさぼっていたこうじくんと友だちになります。うす暗く、しずまりかえったこうじくんの家に行くと、天井のひくい屋根裏部屋に案内されました。そこに置かれたたんすの引き出しを開けると……。少年のナイーブな心により添いながら、いっしょに静かな波音にいやされていく、西日に輝く浜辺が心にやきつく作品。
プールが苦手な子と縄跳びが苦手な子。学年は違えど、体育の時間に保健室に行く縁で友達になります。
精神的に嫌だと身体にも影響することってありますよねー。昔に比べてそこら辺は周囲の対応が寛容になったなーと思いつつ読みました。
ちょっとふしぎありなお話でした。途中まで現実的な話かと思っていたのでちょっとびっくりしました。
(みちんさんさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、女の子1歳)
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