りりかは泣いています。森では、動物たちもみんな泣いています。悲しいことがあったのです。でも、いつのまにか、涙は乾き…。言葉をかけて、そばにいてもらうと、悲しみは吹き飛ぶのです。思いやりの気持ちが伝わる絵本です。
りりかは、泣き出しました。
大好きだったワンピースが着れなくなってしまって、そのことが悲しく
なっていたのに、妹のももかにあげましょうと言ったおかあさんの言葉
に堪えていた気持ちを爆発させてしまいました。
そのことで、家を飛び出してしまったのです。りりかのように泣いてい
る動物たちに、りりかは泣いている訳を聞いて優しくしてあげます。
りりかの思いやりが、動物たちの心に響き皆も優しくされると優しさが
伝染して悲しかったことも癒していったようです。
誰か泣いているときは、傍にいて悲しい理由を聞いてあげたり、傍に
いてあげるだけでも癒されることがあると思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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