ぶたのぶーこちゃんとにわとりのこっこちゃんがかくれんぼをします。「あたしが、おにね」とこっこちゃんを探すぶーこちゃん。木戸のかげ、テントの中、干されたシーツの後ろなど、それぞれ誰なのかヒントは見えますが…。こっこちゃんは一体どこに隠れたのでしょう。
しかけ絵本・どんぐりもりのおはなしシリーズの一冊。かくれんぼという幼児にとって永遠の遊びが、どんぐりもりの仲間たちのしかけ絵本で登場しました。それぞれ、体の一部が見えるので、子供たちは誰が隠れているのか想像できます。シリーズ作品すべてがそうですが、最終ページのみ見開き2ページでイラストが描かれています。この作品の場合は横長に描かれた野原でこっこちゃんが登場。広がりのある描写が、親子の会話をさらに持続させてくれそうです。サイズが縦横13センチ×15センチのボード絵本(厚紙の絵本)。 ――(ブラウンあすか ;絵本ナビ オフィシャルライター)
この絵本を読むときに「かわいいかくれんぼ」の歌を歌うといいですね。ちょっと替え歌にして、この絵本の登場人物たちを挿入して。おなじみシリーズの第3作。今度はかくれんぼでかくれたこっこちゃんを探すお話。
しかけ絵本の宿命ですが、娘は最初のページの木戸を上手に開けなくて、ちょっと折れ線が入ってしまいました。親のわたしの方が、ちょっとショック…。本シリーズは宝物のようにしていたので。厚紙仕立てのしかけ絵本は日本では珍しいのでは? こちらではよく見かけますが、とても画期的だと思いました。手ごろなサイズで子供たちにずっと愛される内容の作品だと思います。本当に動物さんたちがいいお顔をしています。 (ムースさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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