同シリーズの「お江戸はやくちことば」と一緒に、図書館で借りてきました。
学校で、子ども達に紹介しようと思ったのですが、
この絵本で「お江戸のなぞなぞ」をわが子でやってみたら、全然できない。
というのも、生活様式や、江戸時代には当たり前にあった「もの」が、現代ではあまり見かけなかったり、聞かなかったりで、想像すらつかないんです。
つまり、この絵本を紹介するには、まず江戸時代の生活様式や、時代背景を説明してあげなければ、いけなくなる訳で、これでは朝の15分や20分では収まらなくなりそうなのでやめました。
なぞなぞの問題自体は、面白かったので、すごく残念です。
だって、いまの子は「針屋」なんて聞かないし、
「上から入って まんなかから出るものなあに?」って、問題で答えは何だと思います?
「挽き臼」です。挽き臼を自分の目で見て、触ったことのある小学生って、どのくらいいるでしょう?
私だって、小学生の頃、何かの授業の一環で盛り上がった担任が、
自分のおばあちゃん家の「挽き臼」を学校に持ってきて、
クラスみんなで、もち米を挽かせてもらって以来、触ったことなんてありませんもの…。
でも、興味のある方は読んでみてください。今の子たち用の「なぞなぞ」としては微妙ですが、
杉山さんの解説も面白いので、見る価値はあります。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子9歳)
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