くまじいさんの ようすがへんだ。眠ったままで起きてこない。森の動物たちが心配になって、くまじいさんのところに集まってきました。「どうやら わしにも おまえたちに さよならをいうときがきたようだ…」くまじいさんが残していった言葉には深い意味がこめられていました。
とても厳かな気持ちになる絵本です。
息をひきとる前のくまじいさんのもとに、森の仲間たちが集まります。
本当にみんなから慕われていたことがわかります。
そのくまじいさんが語る、「死」というものと、生きることの素晴らしさが心に響きます。
くまじいさんの死、新しい仲間の登場、ただ悲しいだけに終らないところが、とても良かったです。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
|