気まぐれな女王が,真冬に4月の花マツユキソウをほしいといいだし,国じゅう大さわぎ.継母のいいつけで吹雪の森に分け入った娘は,12の月の精たちに出会います.ソビエトの詩人による楽しい児童劇.
この本は、私が幼稚園の卒園祝いに園から頂いた想い出の本。話の内容はご存知の方も多いと思います☆ ある1人の少女が、わがままな女王さまと、いじわるな継母・義姉の命令で、真冬の寒い吹雪の夜に、春にならなければ咲かない花・まつゆき草を探しに行かされます。凍えそうになりながら必死にまつゆき草を探す少女は、森に集まっていた1月から12月の精たち12人と偶然出会います。彼らは働き者で心の優しいこの少女のために、4月の精の願いを聞き入れ、一時間だけ森に春をおとずれさせてくれました。まつゆき草を手に入れ、花を欲しがっていた女王さまに渡したまでは良かったのですが…。 教えられることの多いお話です。読んだ後に、心地良い余韻にひたれる本です☆来年1月に、このお話の舞台公演があり、観に行くことに(観るのは初めて)。子供とじっくりひたってこようと(笑)今から待ち遠しい私です♪ (グライスさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子5歳)
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