
むかし、ある村にピエリーノという元気な男の子がいました。 ある日、ピエリーノがりんごを食べていると、こわそうなおばあさんがきて「あたしにもりんごをわけておくれ」。 ピエリーノは用心していましたが、つかまってふくろに入れられてしまいます。
そう、おばあさんは魔女だったのです。 しかし、うまくにげだし、代わりに石をつめておいたので、魔女をおこらせてしまいます。 つぎの日、しらないおばあさんがピエリーノに近づき…。
スズキコージさんの迫力のある絵で物語に引き込まれます。

スズキコージさんの絵のインパクトのわりに、二度も魔女に騙される少年と、魔女としてはあまり強さを感じないおばあちゃんの物語のように感じました。
袋の中身が入れ替わったことに気づかない魔女、あまり怖くなかったけれど、小さい子にはちょうどいいのかもしれません。
絵の方が怖いかもしれません。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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